そんな悩みを解消します。
- 宿題だけでは成績は上がらない理由
- 成績を伸ばしていく方法
勉強の進め方は人それぞれです。
ですが、自分で考えて勉強することを放棄していませんか?
たしかに学校の宿題は頼りになりますが、そのままでは伸びる成績も伸びませんよ。
この記事では、成績が伸びない理由と成績を上げる方法をご紹介してきます。
わたしの実体験を通して学べた内容もあるので、役に立つと嬉しいです。
それでは見ていきましょう。
宿題は受け身になってしまう
宿題だけをしても成績が上がらない主な理由は、勉強への受け身の姿勢です。
なぜなら、宿題には「やらされている」という感覚が付きまとうからです。
自分のためとはいえ、勉強を「やらされている」と感じるのはどうでしょうか?
つまらない、自由じゃない、やりたくもない……
感じ方は人それぞれですが、次のような結果に至ってしまうこともありますよ。
- 学ぶことの楽しさに気付きにくい
- 自分の学習に責任を持てない
- 言われないと何もできない
それぞれを順に解説していきます。
学ぶことの楽しさに気付きにくい
自分の意志にそぐわない宿題をすることで、いやいや机に向かうことになります。
すると、勉強そのものに対して、抵抗感を覚えてしまうものです。
真っ向から勉強を否定してしまうと、学ぶ楽しさにも気づけなくなってしまいますよ。
なぜなら、新しいことが学ぶことではなく、宿題をやりきることが目的になってしまうためです。
そうして、勉強に楽しさを見出せないと、さらに勉強や宿題がいやになるでしょう。
- 勉強がいやに
- 勉強がつまらない
- 勉強がもっといやに
- 勉強がもっとつまらないものに……
この延々と続くようなループ。
最終的には、宿題もおろそかになって、勉強も諦めてしまうことも多いですよ。
しかし、逆に学ぶ楽しさに気づけたらどうでしょうか?
- 勉強が楽しく
- もっと勉強する
- 勉強がもっと楽しく
- 勉強をもっとする……
ここまで上手くいかないかもしれませんが、きっと自分で学ぶ楽しさを知れるはずです。
楽しむのに加えて、時間もかけていく。
そんな質にも量にも優れた勉強を続けていけば、成績も上がること間違いなしです。
だからこそ、楽しさを感じられるように、やらされている宿題だけでは足りないのですよ。
自分の学習に責任を持てない
宿題をこれだけすれば、どれだけの成績が取れるのか、それは約束されたものではありません。
ですが、宿題だけをこなして、なお成績が悪かった時、どう思いますか?
宿題を十分に与えなかった先生が悪人のように感じます。
しかし、本来は宿題しか勉強しなかった生徒本人なのです。
このように自分の勉強してきたことについて、自分で責任を持てないようになってしまいます。
これを知らないのは、先生が教えてくれなかったからだ……
あれを知らないのは、両親が教えてくれなかったからだ……
あなたはこんな大人になりたいですか?
持っている知識は自分自身の責任であり、知っていることは本人の努力、知らないことは本人の未熟さでしかありませんよ。
これが理解できると、自ら進んで勉強に向き合うことができるので、きっと成績アップも狙えます。
よって、自分の学習に責任を持てない宿題だけの学習方法はお勧めできません。
言われないと何もできない
宿題のような「やらされている」勉強だけをしていると、指示待ち人間になってしまいます。
つまり、考えて行動するのではなく、言われないと何もできないようになります。
確かに、言われた通りに作業するのは簡単ですが、それだけでは向上心が生まれません。
そして、向上心は成績アップには不可欠なのです。
自ら高みを目指したいという思いを持って行動できるようになるためにも、宿題だけでない勉強も重要になりますよ。
このように、宿題だけをこなして成績アップを狙うのは、至難の技です。
また、今の成績の先にある高校・大学・社会という将来をみた上でも、自分で考えて学んでいく能力は求められていきます。
なら宿題はしなくても良いのか?
宿題だけではいけないのなら、宿題はしなくても良いのでしょうか?
わたしは宿題はすべきだと思います。
本当に最低限ですが、宿題は「これだけは」と先生が詰め込んだ知識なんです。
これだけでは十分ではありません。
何をすればいいのかわからないまま、何もしないぐらいならばすることをお勧めしますよ。
ですが、すでにお話ししたように、宿題にはプラスα(アルファ)が必要です。
なので、その一例を次のセクションで解説していきます。
成績を伸ばしていく方法
成績アップに必要な宿題のプラスα(アルファ)には、大きく分けて二つあります。
- 予習
- 復習
当たり前すぎで拍子抜けですか?
ですが、予習復習ができていない人が多いので、もししっかりこなせたのなら、他を出し抜けること間違いなしです。
順番にみていきましょう。
予習の大切さ・具体例
予習は、学校で学ぶ内容をあらかじめ読んでおくことになります。
たとえば、今日から積分の内容に入るのなら、さらっと積分について教科書やネットに目を通しておくなどです。
どうせ学ぶのだから二度手間だと、予習はあまり重要でないように思えます。
ですが、一度さらっと読んでおくだけでも、次のようなメリットがありますよ。
- 授業内容がスラスラ理解できる
- あらかじめ疑問点を用意できる
- 先生の話により耳を傾けたれる
たしかに、このようなメリットはありますが、恐らく実体験してみることが早いです。
なので、もし予習の力を疑っているのなら、次の授業でカバーされる内容に一通り目を通してみてくださいね。
復習の大切さ・具体例
ここで紹介する復習方法は主にノート取りです。
つまり、授業で学んだ内容を一度まとめ直すことになります。
復習用のノート取りの効力をみくびってはいけませんよ。
- 情報の整理ができる
- テスト前の見直しが簡単
- 抜けていた知識の再確認ができる
もしかしたらすでにノート取りを行っているかもしれませんが、方法が間違っていると、せっかくの努力も水の泡になってしまいます。
なので、ぜひわたしのノートの取り方を参考にしながら、あなたに合った方法を見つけてみてください。
まとめ:少なくても予習・復習・宿題を
このように、この記事では、宿題だけでは成績が上がらない理由をご紹介しました。
また成績に伸び悩むあなたに、予習と復習の大切さが伝えられたかと思います。
ひとまず予習・復習・宿題の三つがしっかりとこなせれば、大抵の学校ならば上位成績も夢じゃないですよ。
しかし、それでもいつかは更なる壁にぶつかるでしょう。
ですが、きっとその頃には、自分で考えて乗り越えられるだけの力が身についているはずです。
この記事が役に立ったのなら、嬉しいです。
もし今後の大学選びに困っているのなら、次の記事を読んで、後悔しない大学選びをしましょうね。
とくに海外の大学を視野に入れているのなら、きっと参考になります。
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