学びへの投資ができない男性「有料で学ぼうにもお金がありません。コーセラの学費援助制度について詳しく教えてください」
そんな悩みにお答えします。
- コーセラの学費援助とは
- 学費援助へのアプライ方法
もしお金が理由で学びが自由にできないのなら、コーセラ(Coursera®︎)の学費援助は大変おすすめです。
「お金がかかりそうだから」とeラーニングを始めるのに躊躇していた方も、是非ともこの機にチャレンジしてみてください。
それでは見ていきましょう。
コーセラの学費援助とは
ここでは、コーセラ(Coursera)の学費援助(フィナンシャル・エイド:Financial Aid )についてご紹介していきます。
まず、前提として、コーセラのコースは基本無料で受けられることは知っていますか?
つまり、学費援助がなくても、コーセラの講義動画を見たいだけならば、実質無料で学ぶことができるのです。
ですが、モードとしては「audit」となっていて、機能自体は制限されています。
- 小テストと課題の評価・採点
- コースごとの修了書
では、コーセラの学費援助はどのようなものなのでしょうか?
学費援助を受けられると、それらの制限された機能が無償で使えるようになるのです。
有料でコースを受けるのにかかる、およそ 5,000円(US$ 49)を払わなくても良いことになりますね。
ちなみに、学費援助を必要とするのは、主に修了書による証明が必要な人などです。
たとえば、転職しようにも、資格や技術力が証明できずに悩んでいる方はいませんか?
確かに、修了書自体の効力はそれほど強くありませんが、「何もないよりは何かあった方がいい」の精神ですね。
しかし、もし必要に迫られているわけではないのなら、学費援助にアプライする意味がないかもしれません。
理由は次の三つがあります。
- 無料でも十分に学べる
- アプリケーションに手間がかかる
- 本当に必要な人の機会を奪いかねない
ですので、「どうしても必要なんだ」というわけではなければ、お得だという響きだけで受けない方が良いですよ。
それでもアプライ方法に興味があれば、次のセクションでご紹介するので、楽しみに読み進めてくださいね。
もし「小テストと課題の評価・採点」を無料でも試してみたいのなら、コーセラには完全無料コースもいくつか存在します。
なので、興味のある方は、ぜひ学費援助をアプライしてみる前に試してみると良いかもしれません。
学費援助へのアプライ方法
コーセラ(Coursera)の学費援助が何かわかったところで、早速アプライする方法を知っていきましょう。
学費援助へのアプリケーションは以下の4つのステップになります。
- 学費援助が必要なコースを選ぶ
- 学費援助の申請書を送る
- 結果が出るまで待機する
- コースを修了させる
それぞれ順番に解説していきます。
学費援助が必要なコースを選ぶ
まずは、どのコースを学費援助で受けていくのか選択しましょう。
この場合は、どの修了書が欲しいのか/必要なのかを念頭においてくださいね。
あるコースが学費援助が可能かどうかは、「利用可能な学費援助(Financial aid available)」がコース紹介ページにあるのかで判断できます。
たとえば、コーセラの人気No.1のコース『機械学習 – Machine Learning』には、下の画像から「無料で登録」の横に確認できますね。
>>『機械学習 – Machine Learning』を受けてみて
ちなみに、学費援助はコースごとにアプライする必要があります。
なので、コーセラの専門講座(複数のコースセット)を受けるのなら、バラバラでアプライしないければなりません。
しっかりどのコースも学費援助が使えるのか、チェックしておけると良いですね。
学費援助の申請書を送る
続いては、本格的にアプリケーションを送る作業になります。
人によりますが、目安として10分から45分ぐらいかかりますよ。
まずは、紹介ページにあった「利用可能な学費援助(Financial aid available)」をクリックしてください。
すると、次のようなページに移動します。
ここでは「正しい情報を与えること」と「コースを修了させること」を約束するだけです。
項目をチェックして約束ができたら、次のページに移ります。
ページの全体で求められているのは、以下になります。
- 最終学歴(Educational Background)
- 年収(Annual Income)
- 就職状況(Employment Status)
- いくらまで月額払えるのか
- 学費援助を受ける理由(英語:150字以上)
- コースを修了することで、どのようにあなたの目標が達成できるのか(英語:150字以上)
- 低金利ローンでの学習を受けたいと思うか
- 受けたいと思わない理由
ほとんどの項目への説明は入りませんよね?
ただ、ここでネックになってくるのは、150字以上の英文章です。
学費援助を受ける理由については、あなたの年収や学歴に触れながら訴えかけましょう。
ただ切実に、どうして自分の学びにお金がかけられないのかを伝えられれば完璧ですよ。
また、目標達成については、コースを受ける(修了書)を得るメリットをしっかりと理解しておかなければなりません。
もし就職や転職に使えるのなら、どのような仕事につきたくて、そのコースがどう利益を与えるのかを伝えます。
また、あなたのやる気が見せられるとなお良しです。
実際に受けてみた方には、個人としてどのように「ディスカッション・フォーラム(Discussion Forum)」へ貢献できるのかを書いた方もいましたよ。
必要性はわかりませんが、あなたがコーセラ側に与えられるメリットも何かあれば書いておきましょうね。
最後に、「低金利ローン」についての質問がありますが、現時点ではアンケートなので、あまり気にしないで良いです。
これで、「Submit Application」をクリックすれば、アプリケーションが提出できます。
結果が出るまで待機する
アプリケーションを申請できたのなら、結果がでるまでに長くて15日間かかります。
なので、コースを学び始める準備をしながら気長に待ちましょう。
コーセラもおすすめしていますが、まずは無料で初めてみてください。
というのも、もし学費援助が承認された場合でも、無料で学習した内容は反映されるからです。
ですので、一足先にスタートダッシュができるので、15日間(2週間分)を無駄にしないで過ごせますよ。
ちなみに、合否通知はメールにくるので、しっかりとチェックしておきましょうね。
コースを修了させる
あとは約束通り、コースを学び終えるだけです。
有料機能でもある締め切りもしっかりと設定されるので、堅実に学んでいきましょう。
そして、コースを修了した暁には、ちゃんとあなたの名前入りの修了書がもらえますよ。
リンクトインやその他証明が必要な場面で、ぜひ活用してみてくださいね。
まとめ:お金がないは言い訳にならない
このように、この記事では、コーセラ(Coursera)の学費援助制度についてご紹介してきました。
申請方法もバッチリわかったはずです。
なので、もうお金がないは言い訳になりませんよ。
もちろん時間の制約はありますが、あとはあなたのやる気次第です。
これまでeラーニングに踏み出せていなかった方も、ぜひ学費援助を活用して、コーセラを活用してみてくださいね。
eラーニングは続かないから心配だという方は、次の記事を読めば、挫折しないテクニックがわかりますよ。
この記事が役に立ったのなら嬉しいです。
コメント