【ピアノ歴8年でも伸びなかった話】どうすれば子供は音楽を学ぶのか

【ピアノ歴8年でも伸びなかった話】どうすれば子供は音楽を学ぶのか子供の教育
悩みを抱える女性

音楽教育に悩むママ「息子のためにも、何か音楽を学ばせてあげたい。やる気がなくても続ければ、うまくなるものなんですか?」

こんな疑問に答えます。

私は8年間ピアノと2年間ギターを学んでいました。

ですが、これだけ続けていたとしても、私はどちらもをまとも演奏することはできません

この記事では、そんな私の失敗談を踏まえて、以下が押さえられます。

  • 本当に子供に音楽を学ばせるべきなのか
  • まったく練習しない子供の対処法
  • どう学ばせてあげるべきなのか

それでは見ていきましょう。

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伸びるのには向上心が必須

お母さんと一緒に演奏する男の子

私が音楽を続けても伸びなかった原因のは、まったく練習しなかったためです。

受験勉強などで忙しかったというのもありますが、ピアノ教室でのみ練習していたことを考えると信じられませんよね。

ここで私に欠けていたのは、「向上心ーピアノをうまくなりたい」という思いです。

向上心を上げるために重要なのは、次の3つです。

  • 音楽や演奏への関心を持たせる
  • ピアノ練習への自主性を育む
  • ピアノ練習への直接的なメリットを作る

順番に見ていきましょう。

音楽や演奏への関心を持たせる

音楽や演奏に魅力を感じることは、上手くなりたいという向上心には欠かせません。

まず、音楽自体が好きでないと話になりませんよね

ピアノやバイオリンを始める上で、クラシック好きだと一番いいのかもしれませんね。

今でいうと、ピアノのクラシックソロがカッコいいと感じますが、その頃にはまったく興味もありませんでした。

また、「音楽が好きである」のと「それを演奏をしたい」のとではまったく違うものです

特にCDや音楽がオンラインで聴ける今、子供になっての自分で演奏するメリットが少なくなっているかもしれませんね。

私の場合は、高校生になって初めて、同世代で演奏する友人がカッコいいなと感じました。

なので、ここからわかることは、

  • 音楽への魅了を感じる必要がある
  • その音楽を演奏することへの関心も必要がある
  • どこかできっかけ作りができると良い

ですね。

ピアノ練習への自主性を育む

一人でピアノの練習に励む少年

向上心を高めるには、子供が自ら進んでピアノを練習することが重要になります。

そこで払拭しなければいけないのは、子供の「学ばさせられている」という受け身の姿勢です。

あなたの立場からすると「子供が学ばせてもらっている」と思うかもしれませんね。。

また、続けていくことを考えると、自分から進んで学んでいくという姿勢が大切になります

意外にも教室にただ通うことよりも、好きで独学で学んだ方が伸びることもあるんですよ。

ピアノ練習への直接的なメリットを作る

最後に、ピアノを練習することへのメリットの必要性についてご紹介します。。

このメリットは、もちろん好きだからというのが一番良いことは言わなくても良いでしょう

しかし、それ以外にも、「やったことで何かが得られる」または「やらないと何かを失ってしまう」というどちらかのメリットを与えることも効果的です。

たとえば、「練習したら1時間ゲームしてもいい」や「練習しないとゲームは禁止」などがありますよ。

ただ、私の場合は、勉強をしていたこともあって、そうなると親の立場からはなんとも言えない空気になってしまいますね。

よって、方法が何にしろ、ピアノを練習したいと思える環境づくりが大切なのかもしれません

音楽を続けていくメリットとは

野外のピアノを演奏する男性

ここで、そんな私でも気づいた音楽を習うメリットがこちらです。

  • 好きな曲を弾くことができる
  • ちょっとした際に演奏できる
  • 大学受験に有利かも

最初の二つはそれほど驚くほどでもありませんね。

ですが、大学受験にどう有利でなのかをちょっと見てみましょう。

まず、コンクールの受賞歴や資格があると、それだけで受験でもメリットになります。

もちろん勉強できるに越したことはありませんが、学歴のプラスアルファとしてはとても効果的なんです。

また、「どのような活動を行ってきたのか」というのが海外の大学受験にはとても重要です。

その中で、音楽が演奏できるというのが、活動の幅が大きく広がる大きなメリットになりますよ

理由は下記の二つになります。

  • 自分の創造性を出していける
  • ボランティア活動の一貫で利用可能

国際バカロレア(IB)のカルキュラムを見てみるとわかりますが、これはCASのC(クリエイティビティ)とS(サービス)にあたります。

よって、音楽が演奏できるのは受験戦争での万能なスキルになってきますね。

まとめ:音楽は好きでやるが一番

譜面を見ながらピアノを演奏する女の子

このように、今日は私のピアノ失敗談を元に、子供にピアノを学ばせる上で重要なポイントをご紹介してきました。

  1. 音楽や演奏に興味がある
  2. やりたい意欲が高い
  3. ピアノが練習したくなる環境がある

そして、最後にご紹介したように、受験でも、その後の人生でも何かと便利のがピアノです。

実は、二度も断念した私ですが、また再開しようと思っています。

しかし、私も一度挫折を経験しているから、こうして前向きに音楽と向き合えているのかもしれませんね。

あなたの子供にどのような影響を与えるかはわかりませんが、絶対に何かしらの形で子供には残っていくので、ぜひ音楽を学ばせてあげることを検討してみてください。

この記事が少しでも、役に立ったのなら嬉しいです。

ちなみに、もしあなたの子供に大きすぎる期待をしているのなら、それは実は危険です。

どんな危険性があるのか、どうすれば回避できるのか、興味がある方はぜひこの記事をチェックしてみてくださいね。

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