- コーセラの修了書ってなに?
- 取得するメリットを知りたい!
- それにお金払うだけの価値はあるの?
こんな悩みを解決します。
- 『Coursera』の修了書とは
- 修了書を収得するメリット
- 修了書には有料の価値はあるのか
『コーセラ(Coursera®︎)』とは、数多くのコースが受けられるオンライン学習サイトです。
ここでは、世界の名門大学が提供する講義を無料で受けることができます。
ですが、『コーセラ』のコースにはお金を払うことで得られる特典がいくつかあります。
その一つに「修了書(Course Certificate)」があるのです。
そこで今回は、「Coursera の修了書とは・メリット」について解説していきます。
コーセラの修了書とは
『コーセラ(Coursera)』の有料コースは、4週間のコースなら約US$49 ほどかかります。
有料コースにする特典は、おもに次の 3つがあります。
- 修了書の収得
- 課題・宿題の採点機能
- 学生同士での交流(査読|ピアレビュー)
つまり、コースの修了証明書(Course Certificate)は特典の目玉の一つでもあるわけです。
『コーセラ』の修了証明書は、次のような見た目になります。
画像でもわかりますが、5つの情報が載っていますね。
- あなたの名前(本名・IDによる証明が必要)
- 収得した日付
- 終了したコース名
- 大学のロゴ
- 教授・講師のサイン
この修了書を持っていれば、あなたがこのコースをしっかりと学び終えた証明ができます。
ですが、この修了書のためだけに、課金するメリットはあるのでしょうか?
修了証明書を収得するメリットとは
『コーセラ(Coursera)』の修了証明書を修得するメリットは、次の 3つになります。
- 就活・就職でのスキルの証明
- リンクトインでシェアできる
- 他についてくる有料特典たち
就活・就職でのスキルの証明
就活・就職において、あなたのスキルを証明し評価してもらうことが重要です。
もちろん大学で学んだ専門分野なら、学位が証明してくれます。
ただ、独学で学んだスキルともなると、それを形として証明するのは難しいです。
その形として証明できるのが、『コーセラ』の修了証明書なのです。
もちろん修了書がすべて証明してくれるわけではありません。
ですが、あなたが自主的に時間とお金をかけて学んでいたことは見せることができるのです。
なので、就活で自分のスキル不足に悩んでいるのなら、『コーセラ』の修了書についてついて一考してみてもいいかもしれませんね。
リンクトイン(LinkedIn)でのシェア
『コーセラ』の修了書は、SNS でシェアすることができます。
中でもリンクトイン(LinkedIn)でのシェアは、あなたの実績・スキルの証明につながります。
そして、さらに就活や就職にも好影響を与えるかもしれません。
海外では就活生の LinkedInをチェックする面接官もいるので、海外就職に興味があれば、考えるのもいいでしょう。
また、修了書は飾っておきたくなるものですよね?
なので、自分でシェアできるのは、しっかり学んだ自分へのご褒美でもあるのです。
他についてくる有料特典たち
最後に忘れていけないのが、有料特典は修了証明書だけではないことです。
もし修了書が目的だったとしても、課題の採点やほかの学生との交流は学んでいく上で助けになるはずです。
また、ほかの有料特典が目的なら、おまけで修了書がついてくる分には困りませんよね?
修了書はあくまで有料特典のひとつなので、ぜひその点も考えてみるといいですよ。
修了書には有料の価値はあるのか
では、『コーセラ』の修了証明書に5,000円+(US$49)の価値があるのでしょうか?
その判断材料として、メリットだけでなく、デメリットも知っていきましょう。
ここでは、修了書における 3つの残念な点をご紹介します。
- 修了書は形だけでしかない
- 実際のコースには劣る
- 単体では実績になりにくい
修了書は形でしかない
修了書はたしかに学んだ事実を形として簡単に残せます。
ただ、職場で求められるのは実践的なスキルです。
学んだことの証明よりも、その学んだ知識をどれだけ使いこなせているのかが重要になるのです。
なので、修了書をもらうためにコースを受講するのではなく、しっかり学ぶためであることを認識しましょう。
また、インターンや自主制作などで、スキルを経験や成果として残すと就職にも有利に働くはずです。
実際のコースには劣る
有名大学や大手企業のコースを学び終えたというのは、とても素晴らしいことです。
ただ、残念ながら、オンライン上の授業であるが故に、内容が劣っている/劣っていると思われています。
内容も時間も労力も、すべてにおいて教授側からも大学の学生よりも優先度は低いのです。
実際、『コーセラ』の教授が「同じ名前のコースでも大学で受けられるコースとはまったく違う」と言っていました。
なので、修了書はあくまでサブとして使っていく方が良いのかもしれません。
また、もし大学生ならば、マイナー(副専攻)制度や留学制度を活用することも考えてみるといいですよ。
単体では実績になりにくい
残念ながら、『コーセラ』のコース単体での修了書のもつ実績は大きくありません。
なので、スキルの証明をしたいのなら、いくつかのコースを束ねた専門講義(Specialization)などが必要になるでしょう。
これら専門講義は月額 5,000円(US$49)ほどかかるため、どんどんと料金が嵩んでいってしまう恐れがありますよ。
よって、有料の価値は 5,000円+(US$49)だけでは見積れないのが難しいところです。
もし就職に生かしていきたいのなら、どれぐらいのコースを受ける必要がありそうなのか、一度リストアップしてみましょう。
ちなみに、『コーセラ・プラス(Coursera Plus)』という受け放題の年額性のプランは知っていますか?
このプランなら、いろいろなコースを好きなだけ受けて、修了書をどんどんもらうことができますよ。
【まとめ】修了書は嬉しい有料コースのおまけ
このように、この記事では、『コーセラ(Coursera)』の修了証明書を解説してきました。
有料で収得できるようになる修了書ですが、さまざまなメリットやデメリットがありますね。
あなたにとって、5,000円(US$49)払うだけの価値があるように思えましたか?
学んだことは無駄にはならないので、もし気になるのなら一度試してみるといいでしょう。
有料コースのおまけと考えると、修了書も嬉しく便利な特典に感じられます。
『コーセラ』の料金プランについて、くわしく解説している記事もありますよ。
この記事が役に立ったのなら嬉しいです。
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