英語を身につけたい女性「英語をある程度勉強してきたけども、染み付いた感じではない……どうやったら、もっと流暢に英語を話せるようになるのかなぁ」
結論、英語脳を作って、英語で考えるように特訓することです。
✔️本記事で学べること
私も海外で生活するようになって、英語で話すときは英語で考え、それ以外の時は日本語で考えるようになりました。
こうして、話す言語によって、使う言語脳を変えていく器用さが身に付くと、みるみるうちに英語でのトーク力が上達していくはずです。
ここでは、私の経験を踏まえた、英語脳の作り方・鍛え方をご紹介します。
英語のコミュニケーション力が上達しない訳
まず、はっきり言うと、翻訳した英語を話していては、英会話力の上達には限度があります。
なぜなら、会話にはフロー(流れ)が重要だからです。
しかし、日本語に翻訳して、日本語で考えていると、英語での対話の流れを遮ってしまうことになります。
日本語を介した英語には、次のような問題があります。
- いちいち反応に時間がかかる
- 言葉につまる
- わかりにくい英語になってしまう
1つ目の「反応に時間がかかる」のは、日本語を通すという余計なステップの影響です。
次に、「言葉につまる」のは、日本語にある言葉や熟語を、直接英語に対応する言葉を探してしまうためになります。
最後に、「わかりにくい英語」というのは、正しく翻訳することに気がとられて、会話に重要な伝えようという気持ちが薄いための現象です。
英語脳を作る方法
もちろん、翻訳した英語でも十分に会話はできます。
ただ、「ネイティブのような英語を目指している!」や「英語で働きたい!」と思っている方は、まずは英語脳を作ることから始めていきましょう。
- 英語脳とは?
- 英語脳の作り方:意識の大切さ
英語脳とは?
英語脳とは、シンプルに、英語で考える脳のことです。
実際に、存在するというよりは、抽象的な概念ですが……
英語脳ができるとどうなるかというと、日本語を介してのコミュニケーションをする必要がなくなります。
すると、先ほどお話しした、会話での流れが遮られることなく、なめらかに英語でトークすることができるようになるはずです。
英語脳は意識して作る!
英語脳をまずは作る際に重要なのは、英語で考える意識を持つことです。
たとえば、次のようなシチュエーションを考えてみましょう。
- 「今日は雨が降ってるなぁ……」
→「It’s raining today…」 - 「やばい、急がなくちゃ。電車に乗り遅れる!」
→「Oh no, I must go now. I’m gonna miss the train!」
ここでは、日本語の考えを正確に翻訳するというよりは、あなたが感じるままを、自分の知っている英語で最大限に表現してみましょう。
上の2つ目の例だと、「急がなくちゃ:I must harry up」と翻訳するところを、「今すぐ行かなくちゃ:I must go now」と表現しています。
つまり、ニュアンスや考えを軸として、英語を使う癖をつけていくのです。
ちなみに、海外への留学やワーキングホリデーなどは、より英語で考えようとする意識への切り替えがしやすくなります。
ただ、しやすいということだけで、結局はあなたの意識次第です。
自分で気がついて、自分の中で英語で語りかける、最初は難しいですが、これがあなたの英語脳を作る道への第一歩になります。
英語脳の鍛え方
英語脳は作っただけでなく、その後、よりスムーズに使いこなしていく特訓が必要になります。
そこで重要になるのが、英語で考えて行動することです。
その特訓への行動は、以下の効率的な2つの方法があります。
- 英語のみで学ぶ
- 英語のみで生活する
英語のみで学ぶなら?
何を学ぶか、どうやって学ぶかも、英語であれば、あなたの自由になります。
ここで重要なのは、意識せずとも、自然と英語で考えられるようになることです。
例えば、英語で次のように学ぶことができますよ。
- 英字新聞から経済ニュースを学ぶ
- オンラインでプログラミングを学ぶ
- ユーチューブの洋楽から学ぶ
わたし自身も、オンラインで学べるMOOC(ムーク)でHTMLやCSSの基本的なプログラミングを英語で学びました。
すると、高度な英語での思考する力が求められるために、それに応える形で、英語脳がだんだんと鍛えられていくのです。
この方法のメリットとデメリットをまとめたものが、こちらです。
英語のみ生活したのなら?
この方法は、物理的に英語で考えざるおえない状況を作ることが基本です。
例えば、英語圏への移住や長期の留学が、その例になります
こちらは費用がかかり、誰でにも開かれたオプションではありません。
しかし、その分、着実に英語脳を育てて行くことができますよ。
この方法のメリットとデメリットをまとめたものが、こちらです。
まとめ:英語脳でペラペラと話せるようになるまで
このように、この記事では、英語でのコミュニケーションを潤滑にできる英語脳についてご紹介してきました。
今日の学びを、さっくりとまとめてみましょう。
- 英語脳とは
- 英語脳の作り方
- 英語脳を鍛える2つの方法
2つ方法があるので、自分に合ったやり方で、積極的に継続してみることが大切です。
英語での会話やプレゼンの時でも、スラスラと英語を目指して、頑張ってみてください。
「もっと基礎から、英語の学び方を知りたい!」というあなたは、こちらから効率の良い英語の学び方をチェック!
ぜひあなたにあった方法で英語脳を鍛えてみてくださいね。
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