【海外赴任者必見】インター校に必要な英語力とは【英検を目安に】

【海外赴任者必見】インター校に必要な英語力とは【英検を目安に】子供の教育
悩みを抱える女性

海外赴任を控えたママ「子供をインター校に通わせるか迷っています。インター校では授業や生活面において、どれぐらいの英語力が必要なのか知りたいです」

そんな悩みにお答えします。

✔️本記事で学べること

  • 学年別の授業に必要な英語レベル
  • インター校での生活に必要な英語レベル

インター校やエージェント側も必死なので、実際ほんとに大丈夫なのかが心配ですよね。

その点、私自身は突然のインター校への転校という経験をしたので、参考になる現場からの「英語の必要レベル」を伝えていきますよ。

それでは見ていきましょう。

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学年別の授業に必要な英語レベル

生徒と会話する女性教師

ここでは、インター校で授業を受けていく上で必要な英語レベルについてご紹介します。

学年を大まかな区切りで、次の4つに分けました。

  • 小学校(Year 1 〜 6)
  • 中学校低学年(Year 7・8・9)
  • 中学校高学年(Year 10・11)
  • 高校(Year 12・13)

小学校(Year 1〜6)

一人のアジア人がいる欧米人の教室

まず、小学校でのインター校への入学なら、英語レベルが低くても授業についていけます。

なので、基本的な挨拶や受け答えが英語でできればいいです。

英検でいうと、少なくとも5級でしょうか。

もちろん英語がさっぱりだと、入って最初はめちゃくちゃ大変になります。

ですが、インター校の多くは、そういった英語ができない生徒の指導に長けているので、安心して預けられますよ。

ただ、学年が上がるほどに、授業も少しずつ難しい英語が加わっていくので、英検4級のレベルはあった方がいいかもしれません。

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中学校低学年(Year 7・8・9)

次に、中学生に入ると、内容がまたもう少し難しくなります。

なので、英語レベルとしては、英検3級レベルが少なくてもあるといいでしょう。

ただ、もしついていきたいのなら、英検準2級レベルはあることをおすすめします。

というのも、あまりにも英語ができないとなると、インター校によっては入学を断ってくる場合があるからです。

実際、私もインター校に断られた経験があります。

もしそうなら、少しのあいだ日本人学校に通いながら、英語力アップに力を入れてみましょう

一様、この間なら、短期間に集中して英語を学べば、入学できるレベルにはなれるはずです。

中学校高学年(Year 10・11)

クラスで勉強に励む学生たち

中学校高学年では、かなりの英語力が求められます。

なぜなら、大学受験のプログラムが始まる前として、授業の内容が大幅にレベルアップするからです。

英検でいうと2級レベルはあるとついていけます。

ただ、長い文章を書いていくスキルなどは、まだまだ伸ばしていけるので、リーデングとリスニング(読む・聞く)ができれば十分です。

なので、残念ながら、この時期からの転入は、ただの日本の学校からは難しいかもしれません

もし転入したいのならば、学年を落とす(よくある)選択をとることも考えてみてください。

高校(Year 12・13)

高校での転入は、かなり英語ができないと難しいでしょう。

なぜなら、インター校では大学受験のためのプログラムが本格化するので、授業についていけないと命取りになるからです。

課題でも、レポートのような長い文章も必要になるので、ライティング力も求められてきます。

なので、英検は2級以上はもちろんとして、できれば準1級レベルは必要ですね。

しかし、ここからは英検で測るのは難しい領域になります

ですので、この時期の転入を目指すのなら、TOEFLの勉強などを通して、授業を受けられる英語力を身につけてみてください。

インター校での生活に必要な英語レベル

ブランコに乗りながら会話する二人の女性

授業に必要な英語力についてご紹介しましたが、生活に必要な英語力はまた別です。

ここでは、インター校で生活していく上での必要な英語力について説明していきます。

まずは朗報です。

基本的に生活における英語力はほとんど必要ありません

遊びも体を使って遊ぶことが多いですし、英語を心配せずに過ごすことができます。

また、困っていたら、頑張って助けてくれようとする学生も多いので、心配することはないですよ。

ですが、本当にスクールライフを楽しみたいのなら、話は違ってきます

なぜなら、学年が上がれば上がるほど、遊びがより高度になっていくからです。

外で遊ぶよりも、友達との会話が増えたり、SNSでの交流が増えていきます。

しかし、これは準備できるというよりは、実際にインター校に通って培っていくものなので、やはり生活面での大きな心配はありませんね。

もし「インター校でどのように新入生が馴染んでいくのか」を知りたいのなら、ぜひ次の記事を読んでみてください。

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まとめ:インター校に転校するならお早めに

インター校でのクラス発表の様子

このように、インター校に必要な英語力についてご紹介してきました。

簡単にまとめてみましょう。

学年Year最低限の英検目安生活に必要な英語レベル
小学校Year 1~3英検5級
Year 4~6英検4級
中学校Year 7~9英検3級
Year 10・11英検2級
高校Year 12・13英検準1級

表からもわかりますが、英語ができないのなら、早いうちにインター校に入学するのがベストになります。

なぜなら、より高い英語力を学校の助けなしで目指すには、子供にもご両親にも大きな労力になるからです。

ただ、実際インター校に入学してからも、どれだけ英語が伸びるのかは本人次第なので、「本人がどうしたいのか」が一番重要になりますよ。

もしインター校に子供を通わせてあげるメリットとデメリットを知りたいのなら、つぎの記事をチェックしましょう。

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