【英語が苦手な子ども】インター校に馴染んでいける5つの方法

【英語が苦手な子ども】インター校に馴染んでいける5つの方法子供の教育
悩みを抱える女性

子供のインター校への転校が心配なママ「英語が苦手な息子でもちゃんとお友達ができるのかが心配です。他の子はどうインター校に馴染んでいくのか教えてください」

今日はそんな悩みにお答えします。

✔️本記事で学べること

  • 英語が苦手な子がインター校に馴染む5つのパターン
  • 馴染んでいくために親ができることとは

私はこれまで3つの異なるインターナショナルスクールに通ってきました。

そんな私の実体験を踏まえて、海外生活に心配なあなたにも、子供はこう新しい環境に適応していくんだと理解していただけますよ

それでは見ていきましょう。

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インター校に馴染んでいく5つのパターン

一人のアジア人がいる欧米人の教室

英語が苦手な新入生が学校に馴染んでいくパターンは次の4つになります。

  1. 英語ができないもの同士が仲良くなる
  2. 同じ国の子同士のコミュニティに入る
  3. 別の国の子達のコミュニティに入る
  4. 部活動のコミュニティなどに入る
  5. 一人でいることに慣れる

順番に説明していきます。

英語ができないもの同士が仲良くなる

意外にも多いパターンが、英語ができない子供同士が仲良くなることです。

理由もシンプルで、お互いに英語ができないことを理解し合えるからになります。

また、英語の初心者向けの授業(EALやESL)は、少人数の授業になることが多いので、仲良くなる機会が多いことも挙げられます。

なので、ネイティブが多いインター校に行っても、何かと中国人や韓国人の友人が増えるのも、このパターンですね。

ちなみに、英語力は少しずつ徐々に上がっていくことでしょうね

同じ国の子同士のコミュニティに入る

アジア人同士で遊んで楽しむ子供たち

次に、日本人コミュニティに入ることで学校に馴染んでいくパターンもあります。

ただ、中国人や韓国人のコミュニティが大きいことがほとんどで、日本人コミュニティがあることが少ないことも多いです。

もしインター校に日本人が多いようだったら、あると見ていいでしょう。

しかし、このコミュニティに属してしまうと、せっかくのインター校にいることで得られる英語力のアップが期待できないでしょう

別の国の子達のコミュニティに入る

他にも、日本人として、中国人や韓国人コミュニティに入ることもあります。

このパターンは特殊なようですが、意外にも多いのが興味深いですよね。

これは、一人仲良くなった子のコミュニティに一緒に入ってしまうケースが多いように感じます。

ちなみに、このコミュニティに属した結果、英語以上に韓国語や中国語が上手くなってしまったというケースもありますよ。

部活動のコミュニティなどに入る

サッカーの試合を楽しむ少年たち

部活動が本格化する高学年になってくると、スポーツ仲間などができやすい傾向にあります。

体感では、バスケは中国人や韓国人に人気で、サッカーは欧米人などに好まれているように感じます。

一度実力が認められたりすると、一緒に遊ぼうという誘いなども積極的にくるので、もっとも即効性が高い馴染み方だと思います。

他にも、ゲームが好きだと、ゲーム好き同士で集まるなどと友達が増えていくこともありますよ。

英語力に関しては、その活動のメンバーによりますが、欧米人が多い活動にもなると、英語力アップも望めるでしょう。

一人でいることに慣れる

最後に、残念ながら、一人でいるパターンもあります。

しかし、これは虐められているからというよりは、一人でいることに慣れてしまった結果です。

しかし、このパターンの場合は、実際上手く馴染んでいるのか、親からはわかりにくいものです

ここで、心配をしてサポートするのか、本人がいいのならと自由にさせておくのかは、あなた次第になりますね。

馴染んでいくための親の支え方

インターナショナルスクールの授業風景

子供の新しい環境への馴染み方がいろいろあることがわかりましたね。

ここで、親として何かサポートしてあげられることはあるのでしょうか?

ここでは、二つの支え方についてご紹介します。

  • 学校の近くに住む・家に近い学校を選択する
  • インター校の親のコミュニティに参加をする

順番に見ていきましょう。

学校の近くに住む・家に近い学校を選択する

海外のインターナショナルスクールになると、スクールバスで通うことが普通になってきます

ですが、学校に近い場所に住むことができるのなら、それは子供の学校生活にとって大きなアドバンテージになりますよ。

理由は主に下記の二つです。

  • 部活動への参加がしやすい
  • 地域コミュニティとの交流がある

もちろん部活動は近くに住んでいなくても参加することはできます。

しかし、遠くへ試合に行くことや残って練習すること、イベントの開催時などを考えると、学校の近くに住んでいるのは大きなメリットになります。

また、学校から遠いところに住むと、近所で同じ学校に通う友達が少ないことが多いです。

すると、学校の近くにはそのインター校に通う生徒が比較的多いので、近所の友達や一緒に遊べる環境を与えることができるです。

仕事の関係上などで難しいかもしれませんが、こんな選択肢があるんだということを覚えておいてください。

インター校の親のコミュニティに参加をする

ゴージャスなお茶会のカップとポット

次に、海外に住むと、日本人パパやママは日本人コミュニティとの交流が深まることが多いです。

確かに、新しい環境に慣れるのは大変ですし、やっぱり日本人といる方が安心できますよね。

しかし、子供の学校生活のことを考えるのなら、やっぱり学校の生徒の親コミュニティも欠かせません。

英語が話せなくても、大人はそれほど気にしませんし、そこでも交流は子供たちとの関係性を高める際に一役を買うことだってあります

なので、子供のことを思えばこそ、そこで勇気を振り絞って、学校のインターナショナルな親たちとの交流を積極的に行ってもらいたいです。

ちなみに、ママさんたちの英語力アップも狙えるので、英会話教室などよりもおすすめですよ。

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まとめ:インター校での友達作りはそこまで心配はいらない?

変顔をする二人の仲良し少年

このように、インターナショナルスクールへの転校は心配がつきものですが、子供は柔軟性が高いのでさまざまな方法で新しい環境にも適応していきます

ですが、親としても過干渉はいけませんが、より子供が友達を作りやすい環境を作ってあげることも重要ですよ。

せっかく世界中のさまざまなバックグランドを持つ子供たちと友達になれるわけなので、ぜひその機会を有効活用できれば良いですね。

私もいろいろ思うところはありましたが、インター校に通えてよかったと心から思っています

この記事が少しでも役に立ったのなら嬉しいです。

もし「インター校の高等部に多いIB(国際バカロレア)ってなんなの?」という方がいましたら、ぜひ次の記事をチェックしてみてください。

他にも、「子供への期待のかけすぎが毒になる」という研究から明らかになった衝撃の事実についても書いているので、読んでみてくださいね。

>>『「よい子」願望は危険?親の期待が与える【子供の自尊心への影響とは】』

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