- リンクトインって危険なの?
- LinkedIn®️って詐欺とか多いの?
- まったく知らない人から申請が来るんだけど……
こんな悩みを解決します。
- リンクトインにひそむ4つの危険
- 危険から身を守る LinkedIn の使い方
LinkedIn(リンクトイン)に限らず、どんなSNSにも危険が付きもの。
また、ビジネスSNSだけに、ユーザーを狙った詐欺があとを絶たないのが現状です。
ですが、危険を知っているだけでも、被害に遭うリスクを大幅に抑えられます。
そこで今回は、「LinkedIn に潜む危険とその対処法」を解説します。
ぜひこの記事で学ぶことを実践してみてください。
リンクトイン(LinkedIn)に待ち構える危険性とは
『リンクトイン(LinkedIn®)』というビジネスSNSにひそむ危険。
ビジネス目的のお金のあるユーザーが多いことから、リンクトインは狙われやすいSNSです。
なかでも、フェイクアカウントを用いた次のような被害がでています。
- フィッシングサイトへの誘導(詐欺)
- メールアドレス等の個人情報を盗む
- スパイ・競合のチェック
- 就活生のチェック
【LINE@に注意】フィッシングサイトへの誘導(詐欺)
フィッシングサイトへの誘導によって、リンクトインでも多くのユーザーが被害にあっています。
その巧妙な手口は、次のようなパターンになります。
- 企業の人事や採用担当者を偽る
→ 仕事・転職の情報や採用の合格通知などで釣る - 公式アカウントを偽る
→ アカウントの停止やセキュリティ警告などで釣る(例文を見てみる) - 有名人や美女美男を偽る
→ 出会い目的などの魅力的な情報で釣る
ちなみに、最近、日本人相手に増えているのは、LinkedIn から LINE@への誘導です。
ちゃんと信頼ができる相手なのか、確認することはいいまでもなく大切ですよ。
こうした詐欺パターンは、ちょっとしたあなたの喜びや不安などの感情を利用して騙していきます。
なので、就活や転職に焦っていたり、そんな時こそ落ち着いてみましょう。
詳しくはリンクトイン公式ページをチェックしてみてください。
メールアドレス等の個人情報を盗む
あなたとリンクトイン上で繋がってしまえば、あなたの情報は筒抜けです。
学歴や年収、メールアドレスや本名、そして趣味や興味について情報はさまざまです。
そうしたあなたの個人情報を利用することで、さらなる詐欺やハッキングに発展することもありますよ。
知ってもらいたい人もいればこそ、情報を非表示にもできません。
だからこそ、だれと繋がるのか慎重になる必要があるのです。
スパイ・競合のチェック
あなたの信頼性を落しめる危険性もリンクトインには存在します。
たとえば、あなたのライバルや競合他社の社員があなたに対して、偽アカウントで接触を図るなんてケースもあります。
もちろん偽アカウントなので、会社の誰かを装っていたり、就活生を装って話を聞いてきたり……
しかし、もし口が滑るようなことがあれば、プロジェクトの機密情報が外部に漏れることもあるかもしれません。
なので、さまざまな危険性を考えて、リンクトインを使っていきましょう。
【おまけ】就活生のチェック
おまけになりますが、リンクトインを使って就活をしている人にとっての小さな危険です。
実は、ごく稀に採用担当者などがフェイクアカウントを用いて、あなたに接触することがあります。
あなたの本性や第一志望を暴くために利用されるなんてこともあるのです。
オンライン上ともなると、誰にチェックされているのかもわかりませんね。
危険から身を守るリンクトインの使い方
リンクトイン上で危険から身を守りたいのなら、まずフェイクアカウントと繋がってしまわないことが重要です。
ですが、どう見分ければいいのでしょうか?
そこで、覚えておきたい6つのポイントを解説していきます。
- 友人のみを承認する
- Googleでの画像検索
- 偽名でないかをチェック
- 開示された情報の量を確認
- 何かと良すぎる・優しすぎることはないか
- 見つけたら運営へ報告
友人のみを承認する
実際に知っている人のみとコネクションになっているのは、言うまでもなく最も安全です。
ですが、いろいろな人と繋がりたい・繋がるためのリンクトインなので、なかなか難しいかもしれません。
ですが、名前や学歴だけで判断するのではなく、実際に一緒にいるときに確認が取ってみるといいですよ。
また、友人や同僚だから大丈夫ということはなく、彼らのアカウントがハッキングされている可能性もあります。
なので、もしメッセージにリンクが送られたら、クリックする前に一度立ち止まってみてくださいね。
Googleでの画像検索
フェイクアカウントの場合、プロフィール画像もどこかからの取ってきたものの場合が多いです。
なので、プロフィール画像をGoogleの画像検索にかけてみるというのも効果的。
もしフリー素材や画像サイトからだった場合は、あからさまに怪しいですよね。
まずは疑ってかかってみることも大切ですよ。
偽名でないかをチェック
明らかな偽名らしいアカウントはもちろん避けてください。
変わった名前のアカウントも意外に存在するもので、シンプルですが偽装アカウントを避ける方法のひとつです。
ちなみに、リンクトインでは、ユーザー名が本名でないといけません。
リンクトインの利用規約の8.1(ウ) にも書かれていますね。
なので、「この名前はありえない」そう思ったら、一度落ち着いて考えてみましょう。
開示された情報の量を確認
リンクトインのプロフィールは、カスタマイズ性が高いです。
学歴や職歴はもちろん、興味のあることや自己紹介で合ったり、多くの情報が開示されています。
なので、シェアされている情報があまりにも少ないようなら少しだけ警戒しておきましょう。
マイクロソフトやグーグル、リンクトインなどの職員を装っている偽アカウントも多いので、気をつけてくださいね。
何かと良すぎる・優しすぎることはないか
もし面識のない方なのに、明らかに良すぎる・優しすぎると感じたのなら、警戒センサーを立てておきましょう。
だます最初のステップは、優しく振る舞って信じ込ませること。
いくら優しく見えていても、突然何かの拍子に騙される可能性もあるのです。
特に、美女や美男の場合は、プロフィール画像の画像検索を忘れずに!
見つけたら運営へ報告
もし「このアカウントは怪しい」と思ったのなら、すぐにリンクトイン運営に報告してください。
方法は簡単で、公式ページにある5つステップで完了できます。
新たな被害者が出てしまう前に、あなたの報告が誰かを(一時的にでも)救うことができるかもしれません。
【まとめ】危険を知ってリンクトインを使っていく
この記事では「リンクトイン(LinkedIn)に潜む危険性と対策」についてご紹介してきました。
こうした危険はリンクトインに限った問題ではなく、ネット社会全体に蔓延しています。
ですので、リンクトインを完全に否定するのではなく、うまく活用する術を磨いていきましょう。
他にも、リンクトインについての記事を書いているので、ぜひ読んでみてください。
この記事が役に立ったのなら幸いです。
コメント