機械学習に興味がある男性「機械学習ってスゴい伸びてる分野らしいけど、入門から学びたい。以前、本を買って独学を試みた結果、挫折しました」
そんなあなたの悩みを解決します。
今日鍵になるのは、オンライン学習サイト『コーセラ』の無料で学べる『機械学習(Machine Learning)』コースです。
今までに挫折してきた方でも、しっかりと機械学習の基礎を学ぶことができます。
それでは、一つずつ見ていきましょう。
コーセラ『機械学習』とは
コーセラ『機械学習』のコースは、スタンフォード大学のアンドリュー教授による講義です。
こう聞いて「一流大学だから難しそう」って思いませんでしたか?
実際には、一流大学だからこそ、体系化できている初心者に優しいコースになっているのです。
『機械学習』では何を学ぶの?
この『機械学習』コースでは、機械学習のさまざまなトピックを掻い摘んで学んでいきます。
- 教師あり学習(回帰分析)
- ニューラルネットワーク
- 教師なし学習(K-Means)
- 異常検知
- レコメンダシステム
一見、とても複雑のように感じますが、毎週少しずつ学んでいくので問題はありません。
また、コーセラ『機械学習』の趣旨は下記の3つになります。
- 「どうやって機械が答えを出しているのか」というアルゴリズムを学ぶ
- それぞれのアルゴリズムの使い道・実用例を理解する
- 機械学習というトピックに興味を持つ
なので、あまり思い詰めず、じっくり理解をしていくことを念頭におけば、このコースは誰にでも有意義なものですよ。
学習コースの進め方
コーセラの『機械学習』は、11週間の学習コースになっています。
ですが、11週間とは言っても、数日で終わらせることも、3ヶ月じっくり学ぶこともあなた次第です。
ただ、短期間で学習できると、前のトピックを忘れることなく、無駄なく学習を勧められますよ。
また、この『機械学習』では以下の4つを組み合わせた、授業構成になっています。
- 動画のレクチャー
- 動画をまとめた資料
- クイズ
- プログラミング課題(Octave/Matlab)
それでは順番に見ていきましょう。
『機械学習』の動画
1週間分あたり、5分から20分ぐらいの動画が約1時間半から2時間分あります。
どれもアンドリュー教授が英語で講義していますよ。
日本語や英語の字幕もつけることができるので、言語面では安心です。
ただ、講義スタイルは書きながら進めていく形式なので、英語が理解できると楽に授業を受けられますよ。
また、短いクイズが動画内で出てくるので、答えられるといいですね。
動画はいつでも止められて、何回でも再生できるので、わかるまでとことん動画を見ていきましょう。
動画をまとめた資料・読み物
この『機械学習』のコースでは、特別読む資料はありません。
ですが、動画で使っていた資料や動画をまとめた文章に興味があれば、読むこともできます。
トピック別のクイズ
クイズでは、動画で学んだ知識をテストしていきます。
合計5問のうち、合格には4問正解が必要です。
また、3回不合格だった場合は、次のテストまで8時間空けないといけません。
なので、できる限りしっかりと動画の内容を理解してから、クイズには取り組んでいきましょう。
プログラミング課題
最後に、『機械学習』にはプログラミング課題(OctaveかMatlabを使う)があります。
ここでは、与えられた解説にしたがってコードを完成させると、機械学習プログラムを完成させることができます。
この課題は、あなたの理解度やプログラミングスキルによって、1時間から3時間かかりますが、完成するコードは立派なものです。
たとえば、実際に映画をオススメするプログラムを完成できたり、グループ分けができたりと、非常に楽しいものになりますよ。
ただ、もし時間がなく挫折するぐらいなら、この課題は飛ばしてもいいです。
理由は下記のとおりです。
- ガイドラインに沿って、コーディングしていくだけ
- 動画でアルゴリズムは理解ができている
- わからない問題などに時間がかかりすぎる可能性がある
ただ、課題をこなすことで、機械学習の魅力や楽しさ、アルゴリズムの理解がどれも深まるのでオススメはします。
コーセラ『機械学習』にかかる費用
『機械学習』のコースは、すでに述べたように完全無料です。
普通なら、クイズやプログラミング課題を提出するには、お金を払わないといけないのですが、このコースはその必要がありません。
なので、お金を支払った場合は、修了証がもらえるメリットのみが残ります。
修了証には特別な効力があるわけでもないので、このコース課金するぐらいなら、他の有料コースを受講する際に使うといいでしょう。
ただ、感謝を込めて、お金を払うという学生が多いようです。
コーセラ『機械学習』に必要な前知識とは
コーセラの『機械学習』は入門とは言いましたが、少しの前知識が必要になります
ここでは、このコースを受講する前に押さえておくべき知識をご紹介します。
- 数学の知識はどれぐらいいる?
- プログラミングスキルは必要なの?
それでは、順番にみていきましょう。
『機械学習』に必要な数学の知識
このコースでは、高い数学の知識は必要ありません。
アンドリュー教授もできる限り、数学が必要な内容を避けてくれてます。
ただ、次の二つは押さえておくといいでしょう。
シグマをまったく知らない方は、永野裕之さんの「Σの意味」というセクションを読んで理解できれば十分です。
また、行列の足し算と掛け算に関しては、『アタリマエ』というブログがわかりやすいです。
基本的に、この記事を一通り理解できれば、コーセラの『機械学習』にはバッチリでしょう。
『機械学習』に必要なプログラミングスキル
プログラミングに関しての知識は、少なからずあるといいでしょう。
これは、プログラミング課題のためというわけではありません。
プログラミングでどのようなことができるのかを知っているだけで、『機械学習』のアルゴリズムの理解が深まります。
なので、どのプログラミング言語でもいいですが、ifを使った条件分岐やループがわかるレベルでも十分です。
コーセラには、他のプログラミング言語のコースも無料であるので、試してみるのもいいかもしれませんね。
コーセラ『機械学習』を受けるメリット
最後に、わたしが受けてみて分かった『機械学習』のメリットとデメリットについてお話しします。
まず、メリットは以下の三つです。
- 完全に無料
- 初心者でもわかりやすい
- 機械学習に興味がもてる
これらは、どれもすでにお話しした通り、楽しく機械学習を学ぶことができるので最高です。
ただ、デメリットに感じたのは、以下の点です。
- プログラミング課題が穴埋め式になっている
たしかに、穴埋め式にすることで、より初心者には優しくなります。
ただ、十分に理解していなくても、コーティングはなんとかなってしまうのです。
なので、あくまで「こんなこともできるんだ!」という楽しい発見のための課題になりますね。
まとめ:迷っているなら『機械学習』を始めるべき
このように、コーセラの『機械学習』は無料とは思えないほどに、素晴らしいコースです。
わたしもコースが初めはなんとなくで始めましたが、気づけばどっぷりハマってしまっていました。
なので、難しそうと思って悩んでいるあなたも、まずは初めてみることをオススメします。
>>『機械学習』コーセラ( Machine Learning | Coursera )
これからの時代に「機械学習はこういうものなんだ」と知っているだけで、見える世界は変わってきますよ。
また、コーセラには『機械学習』以外にもたくさんのコースがあります。
もし『コーセラ(Cousera)』やオンライン学習に興味があるのならに、次の記事はチェック必須です!
この記事が少しでも、あなたのラーンングライフに役立てたと嬉しいです。
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