そんな悩みを解消します。
ことわざにもあるように、「親の背を見て子は育つ」と昔から言われますよね。
実は、親が勉強する姿を見せることが子どもの勉強への自主性を育むのに効果的なんです。
この記事では、「なぜそうなのか」という理由を具体例といっしょに解説していきます。
- 親の勉強している姿が子どもを育てるわけ
- どんな姿を見せるべきなのか
- 勉強する姿を見せる注意点とは
それでは見ていきましょう。
親の勉強している姿が子どもを育てるわけ
子どもには「勉強しなさい」と叱りながら、親はテレビやスマホに熱中している……
もしこんな状況に心当たりがあるのなら、すぐに辞めた方がいいですよ。
というのも、子どもは親をとにかく真似るからです。
つまり、あなたが勉強をせず、ダラダラしていたとすれば、子どもはあなたのダラダラを真似しますよ。
ちなみに、子どものモノマネは、親の高学歴にも関連してきます。
じゃあ勉強をすればいいのかと言われれば、そうではありません。
実際、子どもは母親の家事や洗濯に励む勇姿を見ても、進んでお手伝いするケースは少ないですよね。
ここで鍵になるのは「親が楽しんでいるのか」です。
子どもの視点から考えてみても、ルンルンと家事をしている母親を見たら、楽しそうかもしれないと興味を持ちますよね。
よって、親の楽しんで勉強する姿勢を見せることが、子どもを机に向かわせる近道なんですよ。
どんな姿を見せるべきなのか
楽しんで勉強している姿を見せろと言われても、いまいちピンときませんよね。
高校・大学を卒業してからは、勉強とは無縁の生活を過ごしてきたという方も多いでしょう。
そこでいくつかどんな姿を見せられるのか、具体例をあげていきます。
① 新聞を読んでいる姿を見せよう!
一番取っつきやすいのは、新聞でしょう。
経済ニュースや政治ニュース、IT関連から国際ニュースまで、最新情報を知ることは勉強をする一つの姿です。
そんなニュースを「へぇ〜」「ふむふむ」「そうなんだ」と読んでいれば、きっと子どもも興味を持つようになりますよ。
ちなみに、芸能ニュースやスポーツ関連は、残念ながらおすすめできませんね。
ですので、為になるニュースを楽しみながら、ちょっと大げさに読んでみてください。
そして、もし子どもの新聞を読むようになったのなら、ぜひどんなことが書いてあったのか聞いてあげましょう。
学んだことをシェアする喜びや内容をまとめる難しさなど、きっとさまざまな経験ができるはずです。
② eラーニングをしてみよう!
新聞を読んでいる姿は、新聞を読むきっかけになっても、勉強にまで至らないかもしれません。
そこでおすすめなのが、オンライン上で学習できる「eラーニング」です。
あなた自身も学びたいことを選んで学習できるので、きっと心から楽しめるかもしれませんね。
もし子どもの方が興味を持ったようなら、使い方を説明して、一緒に活用していきましょう。
ちなみに、コースによっては高校レベルの知識も必要になります。
なので、小中学校での勉強をする大切さがプラスで伝えられると、学校の勉強にも繋がっていくはずですよ。
③ 子どもの勉強を一緒にしよう!
もっと直接的に学校の勉強に繋げたいのなら、子どもの教科書を見てみましょう。
子供といっしょなら説明をあえてさせるなどと、子供を後押ししながら勉強するのです。
もちろん、ここでも楽しみながら学んでくださいね。
また、独りよがりにならず、子どもといっしょに学んでいきましょう。
他にも、図鑑や辞書を購入したのなら、いっしょに読んであげるだけでも効果的ですよ。
よって、子どもにやれというのではなく、大人がやって見せてあげることが大切になります。
勉強する姿を見せる注意点とは
勉強する姿を見せることに置いて、二つの注意点があります。
- 勉強する姿が見えないと効果なし
- あくまで子どもの学習を優先に
順番に見てみましょう。
勉強する姿が見えないと効果なし
親がどれだけ勉強を頑張っていても、それが子どもに見えていなければ意味がありません。
たとえば、父親の場合、早朝に新聞を読んでいても、会社の空き時間に勉強や読書をしていても、子どもには見えていません。
ほとんど子どもたちが見るのは、帰宅後のお父さんと休日のお父さんです。
なので、ようやく疲れて帰ってテレビを見ていたとしても、子供からはダラダラとした父親のように映ってしまいます。
お疲れのところ申し訳ないのですが、そこでこそ一踏ん張りして、勉強をする姿をあえて「見せる」ことに価値がありますよ。
ですので、子供たちの気持ちになって、どんな風に自分が映っているのかを考えてみましょうね。
あくまで子どもの学習を優先に
親が熱中してしまうパターンも多いです。
子どもにたいしても「邪魔しないでくれ!」と反応してしまうことになりかねません。
すると、子どもは却って勉強に抵抗感を覚えてしまうので、逆効果ですよ。
なので、もし子どもの自主性を考えるのなら、あなたの学習よりも子どもの学習を優先させてあげましょう。
興味がありそうなら、全力でサポートする。
楽しみながら、そこまで気を回すことは簡単ではありませんが、きっとその先には、進んで勉強する我が子がいるはずです。
まとめ:子どもからどう見えているのかを考える
このように、この記事では、子どもの自主性を育むための、親の勉強している姿の大切さを解説しました。
また、どのような姿が見せられるのか、見せ方における注意点も押さえられたかと思います。
子どもたちに真似される自分は、どのような自分なのか?
子どもたちの気持ちになって、勉強を楽しむ親になりましょう。
また、もしあなたの良い子願望の危険性を知っておきたいのなら、次の記事は必見です。
期待をかけすぎることもなく、まずはあなたから変わっていきましょう。
この記事が役に立ったのなら、嬉しいです。
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