- 理系に進んでいいのかな?
- 理系の評判ってなんで悪いの?
- 理工学部にいる価値を感じない……
そんな理系に悩むあなたに!
この記事では、「理系にすすむことの苦労」だけでなく、「理系を学ぶメリット」や「これからの理系の活躍」を紹介します。
わたしも工学部を専攻する理系学生なので、より現実味のある内容かもしれません。
- 理系が負け組なわけ
- それでも理系が魅力的なわけ
- これからの理系業界について
わたしの主観も含まれていますが、ぜひ参考になれば嬉しいです。
それでは見ていきましょう。
理系に進んでも良いことなし!?
理系とは、自然科学や数学、工学からテクノロジーまで幅広い、なにかと数字やデータにまつわる系統です。
これは英語だと、STEM(Science Technology Engineering Mathematics)にあたりますね。
そんな理系への魅力が感じづらいのには、つぎの三重苦が原因です。
- 理系への進学は大変!
- 大学でも余裕なし!
- 就職後も希望なし!
ひとつずつみていきましょう。
理系への進学は大変!
文系が簡単というわけではありませんが、大学へ進むとき、何かと大変なのが理系です。
理由はシンプル、ひとえに数学(数Ⅲ)の難しさにあります。
難しいのは内容だけでなく、深い理解と高い応用力が求められるも原因の一つですね。
ですが、「報われるのなら、理系でも頑張ろう!」そう思えたかもしれません。
大学でも余裕なし!
ただ、理系学生の苦労は、大学に入った後からが本番です。
実験あり、レポートあり、研究あり、でも女っ気はなし。
レポートやゼミは文系にもありますが、質も量も理系だと段違いの場合が多いです!
あなたのイメージする、華の大学生活は送れない可能性も十分にありますね。
就職後も希望なし!
そして、大学を乗り越えた先にある就職活動。
ここで嬉しいのは、就職先の選択肢が豊富なことです。
ただ、大手メーカーに入れても、給料面でみてしまうと、文系には敵わないことも……
外資系コンサルや商社、金融系とくらべて、稼ぎが半分以下なんてこともありますよ。
苦労したわりには、なかなか厳しい世界なのかもしれませんね。
それでも「わたしは理系でよかった!」わけ
ここまでくると「もう理系はやめておこう」と思ったかもしれません。
ですが、少なくても、わたしは理系に進んだことを後悔はないです。
その理由がつぎの2つ!
- 勉強に熱中できる環境
- モノ作りへのやりがい
それぞれ見てみましょう。
勉強に熱中できる環境が!
たしかに、大学での理系は、実験やゼミ、勉強三昧の日々が続きます。
ですが、裏を返せば、したい勉強に好きなだけ浸かれる最高のひとときです。
新しい発見があったり、ずっとわからなかった問題がわかったり、そういった喜びはやっぱり理系特有ですね。
なので、しっかりと理系学生なりの大学生活は楽しめますよ!
モノ作りへのやりがいを感じる
とくに就職についてになりますが、働くのはお金のためだけでしょうか?
理系がすすむ多くのメーカーでは、それぞれが誇りを持って、モノ作りに勤しんでいます。
より消費者がよろこんでくれるような、より社会・環境のためになる、
そんな誰かのためになるモノ作りは理系の特権です。
だからこそ、やりがいや誇りを感じられる仕事をしたいなら、理系に進むのおすすめですよ。
これからの理系業界について
最後に、「理系の分野までは決まっていないよ」って向けに、おまけ情報です。
理系にも、流行り廃りの業界がありますが、イマ熱い分野をここでご紹介します。
とくに注目なのが、つぎの3つ!
- 計算機科学(コンピュータ・サイエンス)
- 情報科学(データ・サイエンス)
- 生物科学(バイオ・サイエンス)
『コンピュータ科学』は、これから各分野への応用も期待される機械学習やAI(人工知能)の進歩によるものです。
ほかにも『データ科学』は、機械学習だけでなく、ビッグデータやIoT の活用が期待されています。
さいごに『バイオ科学』も、医療や薬学、農学まで、DNA解析を含む幅広いバイオ技術の発展によって大注目されていますね。
もし興味があれば、ぜひそれぞれの業界や学部について、調べてみてください!
【まとめ】理系はやっぱり魅力的!
このように、理系には、女っ気のなさや勉強の大変さなど、良いとこなしに思っていたかもしれません。
ですが、理系だからこそできること、理系の環境にある輝きに少しでも気づけたでしょうか?
近年は、理系や文系関係ない仕事も増えていて、理系がすすめる選択肢の幅も広がっています。
なので、文理選択は、人生で一度っきりではないですよ。
しっかり考えて、今のあなたが納得できる選択をしてみましょう。
この記事が参考になったのなら嬉しいです。
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