
- 高校での課外活動って重要性を知りたい
- 受験に有利な活動を教えてほしい
- より有利に大学受験を進めたい
そんな要望にお答えします。
- どんな課外活動があるのか
- 大学受験に有利な課外活動とは
- 課外活動が受験で評価される理由
『 課外活動(Extracurricular Activities)』とは、学業以外の活動です。
大学受験で重要と言われても、いまいち実感がわかないかもしれません。
ですが、AO・推薦入試や海外大学を視野に入れると、課外活動は大きなプラス要素になります。
そこで今回は、「 課外活動の種類」から、「受験に有利な課外活動」や「大学受験が有利になるわけ」まで、しっかり解説します。
本記事を参考にすれば、より大学受験を有利に進められるようになるかも!
どんな課外活動があるの?
課外活動と聞くとハードルが高く感じますが、意外にもあたり前にやっています。
そのもっとも身近な例は、部活動(クラブ活動)でしょう。
部活動以外にも、これらも課外活動のひとつです。
- 留学
- インターン
- 習い事・趣味
- ボランティア
- 委員会・生徒会活動
- 大会やコンテストへの参加、など
なので、基本的に学業以外のすべてが課外活動に当てはまりますよ。
【おすすめ】大学受験に有利な課外活動とは
課外活動にはたくさんの種類があって、なかにも評価される活動とされにくい活動があります。
もちろん、あなたが真に楽しんで頑張れる活動に励むのが最善です。

でも、どうせこれから始めるのなら、より受験に有利な課外活動を始めたいな
そこで、とくに評価されやすい課外活動を厳選しました。
- 大会・コンテストでの受賞
- インターン先での活動経験
- 生徒会活動・学生団体の代表
大会・コンテストでの受賞
まず、大学受験で一番評価されやすい活動のは、大会・コンテストでの参加・受賞歴です。
たとえば、次のような大会・コンテストがありますね。
- インターハイ
- 模擬国連(MUN)
- ハッカソン/アイデアソン
- 国際オリンピック(数学、物理、化学、…)
- 小論文コンテスト/プログラミング・コンテスト、など
有名であればあるほど、よりこの課外活動での実績は評価されます。
もちろん受賞ができれば、目に見える結果ですが、参加したことに意味があります。
興味があることに向かって、自主的に精一杯励んだあなたをちゃんと評価してくれますよ。
インターン先での活動経験
続いて、会社でのインターンシップ(就労体験)は、大学受験で有利に働いてきます。
インターン活動を通して、あなたの情熱とスキルを伸ばすことができるのです。
通常、インターンは大学生が就職活動に向けて励みます。
なので、高校生として、周りの誰よりも一歩早く、大学でも活躍できる学生であることを評価してもらえますよ。
ちなみに、インターンだからといって、どの会社でも良いわけではありません。
あなたが興味のある会社や知名度の高い会社だと、より評価してもらえるでしょう。
「大学受験では周りとの差別化が命」なので、インターン経験が豊富というのは、周りから頭ひとつ分抜きん出るチャンスになりますね。
生徒会活動・学生団体の代表
最後の3つ目のおすすめ課外活動は、生徒会活動・学生団体の代表になります。
理由はシンプルで、大学内での活動でも活躍してくれそう・先導していってくれそうと好印象を与えるからです。
実際、多くの人をまとめられる経験は少ないので、規模が大きければそれだけ評価されます。
また、課題や問題に直面した経験などは、「あなたという人を伝える一つのストーリー」になります。
面接にも使いやすく、かなり身近な課外活動なので、高校生にはおすすめですよ。
他の課外活動について
ここまで、3つのおすすめの課外活動をご紹介しましたが、「他の課外活動はする価値がない」なんて思わないでください。
これらはあくまで、評価されやすい活動ですが、本当に重要なのは「あなたが楽しむこと」です。
受験のために泣く泣く頑張っているのでは、面接・インタビューでも伝わってしまいますよ
なので、参考程度にしながら、ぜひまずはいろいろな活動に参加してみて、「心から楽しめるもの・頑張れること」を見つけてみましょう。
どう課外活動は評価されるの?
では、課外活動がどのように大学受験で評価されるのでしょうか。
ここでは、そんな評価される2つの理由をご紹介します。
- 勉学以外にも力を入れている証拠
- ソフトスキルが身に付く
勉学以外にも力を入れている証拠
もちろん勉強に対して努力をできるのは素晴らしいことです。
ただ「勉強だけできればそれでいいのか?」この疑問を大学側は投げかけます。
課外活動は、勉強以外にも「頑張っていたことがある証明」になります。
たとえば、「勉強も部活も頑張っていた学生」と「勉強だけを黙々と頑張った学生」が受験をする。
すると、同じ学力レベルに立った時に、魅力的に映るのは前者なのです。
自分の中に情熱を持っている。そのために自力で頑張ることができる。
そんな可能性を秘めた学生である証拠が、あなたの課外活動なのです。
課外活動で身に付くソフトスキル
課外活動を通して培ったソフトスキル(soft skill)を評価することができます。
ソフトスキルとは、授業で教えたり、測ったりをすることができない能力を指します。
たとえば、ソフトスキルには次のような種類があります。
- チームワーク
- 問題解決能力
- リーダーシップ
- 好奇心の旺盛さ
- チャレンジ精神
- 他人を助ける優しさ
- コミュニケーション能力
- クリティカルシンキング
- 創造性(クリエイティビティ)、など
こうしたソフトスキルは、大学に入ってからも、仕事に就いてからも役に立ちます。
だからこそ、学力に限られない「あなたの魅力・可能性」を伝えてくれます。
委員会活動を例にみてみましょう。
委員会活動では、リーダーシップやチームワーク、コミュニケーション能力を伸ばすことができます。
すると、大学側はあなたの「サークルやイベントでの積極性」や、「卒業後の幅広い活躍」を期待することができるのです。
このように、あなたのソフトスキルを見るツールとして、課外活動を評価する大学が増えてきています。
高校生にとって、課外活動は大学受験の要なのです。
【まとめ】高校生の課外活動は受験で大きなプラスになる
この記事では、高校生向けに『課外活動』をざっくりとご紹介しました。
どんな課外活動があるのか、どんな課外活動がおすすめか、どうしてするべきなのか。
これらがざっくり分かったかと思います。
今回は大学受験を取りあげましたが、課外活動での経験は大学生に・社会人になっても役に立ちます。
なので、長い目にみて少しずつ興味のある活動に励んでいきましょう。
この記事が役に立ったのなら嬉しいです。
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