- コーセラはどの言語で受講していくの?
- もし日本語で学ぶなら、他にどんなサイトがある?
こんな悩みを解消します。
コーセラ(Coursera®︎)は、世界中の大学や企業から講義を受けられるオンライン学習サイト。
このサイトでは、無料でいろいろな学習ができるだけでなく、ムーク(MOOC)業界でも堂々のユーザー数No.1を誇っています。
ただ、アメリカがベースなので、日本人にたいしては馴染みが薄いかもしれません。
そこで、今回は「コーセラでは何語で学んでいけるのか」に加えて、「日本語で学ぶときに便利なサイト」をご紹介します。
- コーセラの言語サービス
- 何語で学ぶべきなのか
- 日本語で学ぶときにおすすめのサイト
さっそく見ていきましょう。
コーセラの言語サービス
コーセラ(Coursera)には、さまざまな世界大学が参加しているだけあって、英語以外にもほかの言語で教えられているコースがありますよ。
受講できるコースの数とその言語は次のようになります。
言語 | コースの数 |
---|---|
英語 | 3,939 |
スペイン語 | 1,010 |
ロシア語 | 470 |
中国語 | 438 |
ポルトガル語 | 394 |
アラビア語 | 391 |
フランス語 | 357 |
ドイツ語 | 249 |
韓国語 | 236 |
合計 | 4,987 |
ざんねんながら、コーセラには日本語の講義がありませんね。
というのも、日本系の大学/企業で参加しているのが、ゆいいつ東京大学のみ。
その日本の大学でさえも、英語での授業をベースとしているのです。
では、日本語で受講したいなら、どうすればいいのでしょうか?
コーセラの字幕機能
そんなあなたの味方が、コーセラ(Coursera)の字幕機能です。
コーセラの授業はほとんどが動画をベースにしているので、日本語字幕が活用できますよ。
ここでひとつ注意点!
実は、コーセラのすべてのコースが日本語字幕に対応しているわけではありません。
それも対応しているコースの数はすくない印象でした。
すると、ある程度の英語のスキルは必須ということになってきますね。
しかし、もし字幕に対応していても、わたしはあなたに英語で受講することをおすすめします。
コーセラは英語だけで学ぶべき理由
わたしがコーセラ(Coursera)を英語で受講する理由を解説していきます。
軽くまとめると次の3つです。
- 教材やディスカッションはほとんど英語
- 英語のリスニング力が強化できる
- 英語で学べるコースの幅が広い
順にみていきましょう。
教材やディスカッションはほとんど英語
まず、やはり英語は世界で使われていることから、ムーク(MOOC)には英語ユーザーが多いです。
そして、いくら字幕機能が充実していても、読む教材であったり、ユーザー同士のディスカッションは英語になります。
ディスカッションは、さまざまな生徒と交流しながら、学びを深めていく重要な機能ですよ。
なので、ディスカッションをしっかりと活用していく意味でも、英語で学んでいくことがおすすめです。
英語のリスニング力が強化できる
次に、英語で講義を聞いていくことで、英語のリスリング力が格段にアップします。
というのも、講義の英語はかんたんな英語ではなく、実用的かつ専門的な英語だからです。
ですので、いままで知らなかった単語やフレーズを学べる意味でも、英語でコーセラを受けることにはメリットがあります。
ちなみに、リスニングがキツいのなら、英語字幕をつかったり、スクリプト(台本)を見てみましょう。
聞いて、読んでと、しっかり手順を踏んでいけば、きっと多少の英語力でも、受講していくことができますよ。
英語で学べるコースの幅が広い
最後に、英語で学んでいくと、コーセラ(Coursera)で選べるコースの幅が広がります。
なぜなら、いくら字幕つきのコースが増えていくとしても、英語で学べるコースには及ばないからです。
英語なら3,000以上のコースも楽しめるので、もう英語で学ばないわけにはいきませんよね。
なので、いろいろなコースを受けていくためにも、少し難しくても英語で学んでいくことに価値があります。
なので、もし「コーセラ(Coursera)を使ってみたい」と考えているのなら、英語で学んでいくといいですよ。
日本語で受けられるムーク(MOOC)について
英語はさっぱりだから、日本語で学べるムーク(MOOC)が知りたいという方も多いでしょう。
そのムークの中でも、有名なのは以下の3つです。
これらは、どれもコーセラ(Coursera)のように、ほとんど無料で講義を受講できます。
わたしもいくつか試してみましたが、クオリティも海外のMOOCにも負けないものも多かったですよ。
また、日本の大学や企業というのも、どこか親近感があって楽しめました。
ただ、決定的な弱点は、専門的なコースの数がすくないことです。
とくに、ガッコ(gacco)とフィズダム(Fisdom)は、まずコースの数がすくないです。
そして、ユーデミー(Udemy)は、コースの数こそ多いものの、有料のコースが多いのにくわえて、なかなか粗悪なコースが多い印象でした。
なので、安定的にオンラインで学習していきたいのなら、現状コーセラやエデックス(edX)のような海外で人気のムーク(MOOC)の方がいいかもしれません。
もしどんなコースが受けられるのか簡単に調べたいのなら、ジェームーク(JMOOC)を使ってみてください。
ジェームーク上なら、ガッコやフィズダム、オープンラーニング(OpenLearning)などのコースが一度にチェックできて便利ですよ。
まとめ:英語でチャレンジしてみる
このように、この記事では、コーセラ(Coursera)における言語サービスや「なぜ英語で学んでいくべきなのか」をお話ししてきました。
最初は、英語ときくとハードルが高いですが、だんだん慣れていけば、一石四鳥にもなるかもしれませんよ。
ムーク(MOOC)の強みは、無料でもオンラインを通して学べることです。
自信がなくても構いません。
ぜひ一度チャレンジしてみてください。
もし挫折しないコーセラの続け方に興味があれば、次の記事をチェックしてみてください。
また、「もっとコーセラのコースについて知りたい!」という方は、次の記事を読むとしっかりと理解できますよ。
この記事が役に立ったのなら嬉しいです。
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