【簡単】eラーニングとICT教育の違いとは【どっちが良いの?】

【簡単】eラーニングとICT教育の違いとは【どっちが良いの?】子供の教育
悩みを抱える女性

eラーニング初心者「eラーニングとICT教育という言葉をよく耳にしますが、実際それぞれどのように違うのか知りたいです」

こんな悩みにお答えます。

✔️本記事で学べること

  • eラーニングとICT教育の違いとは
  • eラーニングとICT教育のどちらがいいのか

違いがわかってくれば、これからの教育が何に向かって進んでいるのかがわかってくるはずです。

まずは、良し悪しを判断する前に、知っていくことから始めましょう。

それでは見ていきます。

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eラーニングとICT教育の違いとは

タブレットでニュースを読む男性

さっそく、eラーニングとICT教育の決定的な違いは、「何をベース(基盤)にしているのか」にあります。

ベースオンライン機能の役割
eラーニング完全オンラインメイン
ICT教育対面授業補助

この違いに着目しながら、eラーニングとICT教育の意味を知りましょう。

eラーニングとは

eラーニングは、完全なオンラインベースになります。

たとえば、コーセラ(Coursera)やカーンアカデミー、LinkedInラーニングなどが有名ですよね。

これらはどれも、オンライン上で授業(コース)を受けていくのです。

他にも、学校の授業が外出自粛の影響でオンラインを介しておこなわれている場合にも、それはeラーニングと言えます。

よって、eラーニングはあくまで「全てがオンライン上で学習されている」のです。

もしどんなeラーニングがあるのか関心があるのなら、次の記事を読んでみてくださいね。

ICT教育とは

ICT教育は、対面授業がベースになっています

たとえば、授業で使えるデジタル黒板アプリや動画教材、計算ツールなどがありますね。

これらはどれも、タブレットやパソコンを授業ない活動として利用していくのです。

よって、ICT教育では、オンラインの機能はあくまで「補助的な役割」をになっています

ちなみに、カーンアカデミーなどのeラーニングプラットフォームは、ICT教育でも活用可能です。

というのも、多くのeラーニングは、オンライン上の動画から学ぶので、ICT教育ではeラーニングの動画を教材として使うことができることになります。

もしカーンアカデミー(Khan Academy)について興味があれば、つぎの記事はチェック必須ですよ。

eラーニングとICT教育の違いのまとめ

グループワークをパソコンでする生徒たち

このように、オンラインベースとしたeラーニングと、オンラインを活用した対面授業を行うICT教育という違いがわかったかと思います。

なので、eラーニングは、ICT教育のさらに奥にあることがわかったのではないでしょうか?

これが理解できると、なぜ外出自粛が日本の教育に特に大きな影響を与えたのかがわかりますよね。

というのも、日本はとくに教育のICT化が他の先進国よりも遅れていたためです。

つまり、日本はeラーニング(オンライン授業)に移行するだけの準備ができていなかったことになります。

こうした違いがわかるだけでも、教育の情勢がわかるのは面白いですね。

eラーニングとICT教育のどちらがいいのか

eラーニングと映されたパソコン

eラーニングとICT教育の本質が理解できたので、続いては、どちらがより良い学習なのかを説明していきます。

それを説明していく上で、鍵になってくる二つに焦点を向けます。

  • オンラン上か対面か
  • 誰が学習を主導しているのか

オンラン上か対面か

「オンラン上か対面か」を比べる際には、良し悪しどちらの面も見なければなりません。

たとえば、場所を選ばないと言えば、聞こえはいいですよね。

病室からでも授業が受けられますし、田舎に住んでいても問題ありません。

ただ、反対に、生徒同士の交流や生徒と先生の交流が減ってしまいます。

もちろんオンライン上でも交流はできるのですが、実際に会うときは気持ちが通じ合えますからね。

誰が学習を主導しているのか

「だれ主導の学びなのか」も、意見に良し悪しが分かれてきます。

良い面からみれば、生徒自身が自分の学びたいことをしっかり頑張れますよね。

つまり、本当の意味で誰のためでもない、自分のための学習になるわけです。

しかし、実際、自分一人では不安で、先生が主導して行ってくれた方が良いと思う人もいますよね。

そして、これには明確な答えはありません。

eラーニングとICT教育は比べられない

本に囲まれた部屋でパソコンに向き合う少女

このように、eラーニングとICT教育どちらも良いところがあり、悪いところもあるのが事実なのです。

これを元に、それぞれの特徴は次のようにまとめられます。

eラーニングの特徴:

  • 場所を選ばない
  • 一度行った授業は保存できる
  • 生徒同士はネット上の関係に
  • 学びたいことを集中的に学習可能
  • 先生は学習のサポートに専念できる

ICT教育の特徴:

  • 対面で合う必要がある
  • 毎年授業が繰り返される
  • 生徒同士は積極的に交流できる
  • 学習以外でも先生が生徒に寄り添える
  • あくまで学校または先生が主導する教育

こう見ていてもやはり、どちらが優れているのかは答えられませんね。

ただ、どちらにしても、従来の教育よりは先生への負担も、生徒への負担も少ないことには間違いないみたいです。

まとめ:eラーニングとICT教育は使い方次第

子ども二人とタブレットを見るママ

この記事では、eラーニングとICT教育の違い、そしてそれぞれの特徴についてご紹介しました。

同じだと思っていた方も、結構な違いに驚いたのではないでしょうか?

ですが、これを学んだことで本当に重要なのは、どちらがあなた/あなたの子供に合っているのかです。

どちらも結局は学習を目的としているので、今の時代は、それを選択する自由はあなたにあるのですよ。

この記事が役に立ったのなら、嬉しいです。

もしICT教育のメリットとデメリットについて、もっと詳しく知りたいのなら、次の記事から読んでみてください。

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