リンクトイン就活生「LinkedIn®︎では、企業の採用担当者に、直接コンタクトできると聞きました。どのようなサービスなのか知りたいです」
そんなお悩みを解消します。
『リンクトイン(LinkedIn)』とは、就活や転職にも使えるビジネスに特化した SNSです。
新型コロナの影響で、さらなる就職難の波が待ち受けるなか、日本での『リンクトイン』の活躍が期待されています。
企業の採用担当者に駆けよることもできるので、使い方次第では、夢の企業への就職も夢ではありません。
この記事では、そんな InMail の基本情報からお得情報まで、しっかりご紹介します。
- リンクトインの InMail とは
- InMail のメリット・デメリット
- InMail の書き方の要点
それでは見ていきましょう。
リンクトインの InMail とは
『リンクトイン』の InMail とは、つながりのない LinkedIn ユーザーにメッセージが送れる機能です。
そんな InMail は新しいチャンスを掴むための近道になりますよ。
たとえば、次のような場面で使われています。
- 人事担当者による就活生の募集
- 就活生にとる採用担当者への連絡・質問
- 興味をもった相手への繋がりたいという意思表示
使い方は目的に応じて違いますが、使い方次第では大きな可能性を秘めていると思いませんか?
ただ、InMail は残念ながら、『リンクトイン』のベーシックアカウント(無料アカウント)では利用できません。
つまり、月額制の『リンクトイン・プレミアム(LinkedIn Premium)』に加入する必要があります。
また、加入すれば使い放題というわけでもなく、プランによって、月当たりに利用できる InMail の数は制限されているのです。
たとえば、キャリア(Career)プランなら、月額3,000円ほどで 3 回の InMail が送信できます。
あまり多いとは言えませんね……
『リンクトイン・プレミアム』の月額やプランの説明は、この記事を参考にしてみてください。
このように、『リンクトイン』の InMail とは何なのかが、簡単に理解ができたかと思います。
内容を整理する意味でも、続いては InMail のメリットとデメリットに分けて、見ていきましょう。
InMail のメリット・デメリット
ここでは、『リンクトイン(LinkedIn)』の InMail のメリットとデメリットを解説していきます。
就活生や繋がりたい人がいる方には、とくに知っておいてもらいたい内容です。
あなたに InMail は「必要そうか・試す価値はありそうか」を考えながら、読んでみてくださいね。
InMail を利用するメリット
InMail のメリットは以下の三つになります。
- 新しい可能性が広がる
- 熱意が伝えられる
- メールと比べて返信率が高い
まず、InMail を通して、新しいチャンスを掴めるかもしれません。
本当なら連絡できなかった・難しかったような相手でも、InMail を利用すれば、可能性が生まれるのです。
次に、InMail を送ることは、あなたの熱意を表現することもできます。
わざわざ連絡をしてもらえたことは、受け取り側にとっても、どこか嬉しいものではありませんか?
最後に、InMail は通常のEメールに比べて、返信率(リスポンス・レート)が高いと言われています。
実際、リンクトイン社による調べでは、 InMail だと3倍の返信率だったそうです。
参考にしてもらったリンクトインの記事には、他にも興味深い統計も載っていたので、もっと知りたい方はぜひ。
InMail の利用におけるデメリット
InMail のデメリットは以下の二つになります。
- お金がかかる
- 結果の保証はない
まず、InMail は有料のみでの機能になります。
加えて、数も限られているので、目的や頻度によってはコストがかかりすぎてしまうかもしれません。
次に、InMail では結果の保証はないです。
つまり、読まれない可能性もあるし、読まれても返信がこない可能性もあることになります。
実際、せっかく時間とお金をかけているのに、返信がこないとダメージが大きいですよね。
しかし、そんなあなたに InMail の読まれるような書き方をご紹介したいと思います。
確かに、相手による行動はどうしようもありませんが、書き方に関しては私たちにも改善の余地はありますからね。
InMail の書き方の要点
ここでは、読まれるための InMail の書き方のポイントをご紹介します。
時間もお金も無駄にしないためにも、しっかりと書き方を学んでおきましょう。
- 簡潔に書く
- 件名で興味を引く
- 基本的な挨拶は忘れずに
- 自分らしさをアピール
- 「Call To Action」を意識する
順に見ていきましょう。
① 簡潔に書く
まず、InMail 自体を簡潔に書く必要があります。
というのも、件名は半角 200 文字まで、本文は半角 1,900 文字だからです。
また、長すぎても、読み手の興味をそぐ結果になるので、短くてもしっかりと相手を引きつける文章を書きましょう。
② 件名で興味を引く
次に、件名(Subject line)は InMail を開封するか・しないのかに大きく関わってきます。
自分で読んでみて、開きたくなるのか・内容が想像できるのかを、しっかり考えてみてください。
③ 基本的な挨拶は忘れずに
続いて、挨拶はメールの基本ながら、しっかりとこなしましょう。
メールの最初と最後、他にも簡単な自己紹介など、自分の話したいことばかりに気を取られてはいけませんよ。
④ 自分らしさをアピール
他にも、本文でも読者をあなたに釘付けにする努力は必要です。
そこで効果的なのが、あなたの自分らしさを表現することになります。
誰にでも言えるような内容なのか、自分にしかない良さはないのかをじっくりと考えてみましょう。
⑤「Call To Action」を意識する
最後に、「Call To Action(CTA)」を常に考えて書く必要があります。
CTA とは、相手にして欲しい行動へ誘導するマーケティング用語です。
言い換えれば、常に書いている目的を見失わず、InMail を通して、返信(行動)を喚起するような文章を書く必要があるということです。
InMail の書き方とは
このように、書き方のポイントはいろいろあります。
ですが、ぜひ試行錯誤しながら、自分なりに読まれる InMail の書き方を考えてみてくださいね。
もしもっと詳しい書き方を知りたいのなら、次の二つの記事が役立ちますよ。
たしかに、英語にはなりますが、メールに必要なテクニックは応用できるはずです。
まとめ:InMail は使いこなせれば一万力
このように、この記事では、『リンクトイン(LinkedIn)』の InMail についてご紹介してきました。
InMail とは何か、メリットやデメリット、そしてその書き方がしっかりと理解できたかと思います。
たしかに、日本での『リンクトイン』の浸透はまだまだ深いとは言えませんが、先行投資しておく価値はあるかと思います。
また、自分の興味次第でつながれる InMail を使いこなせれば、どんどんとあなたのビジネスチャンスが広がるはずです。
なので、ぜひ一度 InMail を試してみることをおすすめします。
この記事が役に立ったのなら、嬉しいです。
ちなみに、ビジネスに特化したオンライン学習サイト『リンクトイン・ラーニング(LinkedIn Learning)』をご存知ですか?
実は、『リンクトイン・プレミアム』のキャリア・プランに加入すると、もれなく付いてくるのです。
たしかに、InMail は便利ですが、ほかの有料機能についても、ぜひ学んでみるとプレミアムプランの価値が見定められるかもしれません。
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