【高校生必見】例でわかる課外活動の書き方【アピールする】

【高校生必見】例でわかる課外活動の書き方【アピールする】学生の勉強
悩みを抱えた男性
  • 活動内容の上手い書き方は?
  • 課外活動はどうアピールする?
  • もし書く課外活動がないなら?

そんな疑問に答えます。

『部活はアピールポイントになる!』、そう耳にしたことはありませんか?

課外活動とは、部活やアルバイトなどの学業外でのあなたの活動です。

せっかくなら、そんな課外活動へ注いだ頑張りを、しっかり伝えたいですよね?

そこで今回は「課外活動のアピールの書き方」から、「書く際の重要なポイント」や「課外活動がない方のススメ」までをまとめました。

この記事を読んで、推薦における大学入試にも役にたつ、良く伝わる書き方を学びましょう。

✔️本記事の内容

  • 課外活動のアピールの書き方
  • 課外活動の書く際の5つのポイント
  • もし書くような課外活動がないのなら?
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課外活動のアピールの書き方

申し込み用紙を書き込む男性

同じ活動でも、書き方や表現方法によって伝わる内容がまったく違います。

そこで基本となる、次の3つ内容をここで押さえていきましょう。

  • スキルと具体例を組み合わせよう
  • どんな失敗をどう乗り越えたのか?
  • 実績があれば一文を添えて

それでは見ていきます。

スキルと具体例を組み合わせよう

まず重要なのは、課外活動を通して「どのようなスキルを得られた/伸ばせたのか」です。

ここでのスキルは、次のようなものが挙げられます。

  • 忍耐力
  • 計画力
  • 柔軟性
  • 創造力
  • 課題発見力
  • 傾聴力(聴く力)
  • リーダーシップ(統率力)
  • ストレスコントロール力
  • 規律性(約束やルールを守る)
  • 主体性(周りと力を合わせる)
  • コミュニケーション能力、など

では、活動ごとに、どの能力が当てはまるのか、2つから3つ書き出してみましょう。

それができたら、具体例の準備です。

その能力がまさに発揮できた実体験を懐かしむ感覚で、思い起こしてみましょう。

たとえば、

3年間のあいだ、毎日トレーニングの後には、日記に三つの反省点と改善できることをまとめた。(計画性+課題発見力

ここでは具体的であれば、具体的なだけ良いです。

なので、「サッカー部の部長だったから、リーダーシップがある」では足りませんよ。

こんな風にイメージしていきましょう。

練習をサボる3人の部員と一人ずつ話し合い、部活に参加してくれるようになった。(リーダーシップ+傾聴力

しっかりと具体性を持たせることがポイントになりますよ。

最後に、スキルと具体例を組み合わせて、書いて上げましょう。

  1. 活動内容+2つの能力(1文)
  2. スキル(1)の具体例(2~3文)
  3. スキル(2)の具体例(2~3文)
  4. まとめ(1文)

あなたの文章は、あなたの能力をしっかりと伝えてますか?

どんな失敗をどう乗り越えたのか?

山に引っ張りあげる男性たち

「能力だけでなく、ストーリーも持たせたい」そこで役立つのが失敗談です。

ここで重要になるのが『貴方がどんな人なのか』を伝えることになります、

  • どんな失敗だったのか
  • どう乗り越えたのか
  • どんなことが学べたのか

これらに正解も間違いもありませんよ。

たとえば、学校の予選に熱を出してしまったという失敗。

ここから学べるのは、

  • 応援の大切さ
  • 体調管理の重要性
  • 練習もしすぎは問題

などがありますよね。

まずは箇条書きにまとめてみて、そこから文へ、文章へと書き上げていきましょう。

  1. 失敗談+感情(1~2文)
  2. どう乗り越えたのか(1~2文)
  3. どんなことを学んだのか(2~4文)
  4. まとめ(1文)

あなたの文章は、あなた自身をしっかりと体現していますか?

実績があれば一文を添えて

最後に、やっぱり押さえておきたいのは、活動実績です。

もちろん必須ではありませんが、あるに越したことはありません。

小さい大会でも優勝したのなら、しっかりと一文添えてあげましょう

ただ、スポーツ推薦のように、メインとなる実績でない限りは、一文が重要です。

自慢ではなく、提示する」そこがアピールの底上げをしてくれますよ。

ぜひ何か実績があるのなら、書いてあげましょうね。

課外活動の書く際の5つのポイント

スノーボードを楽しむ男性の影

課外活動の書き方がわかったところで、さらに書くポイントを五つご紹介します。

  • 誇張はしない
  • 単語や文法は完璧に
  • 論理的な構成を意識して
  • 別の人に読んでもらおう
  • 文字数いっぱいを書いていく

順番に見ていきましょう。

誇張はしない

正直に書くことは大切です。

有りもしなかった話や思ってもないことを書くと、意外と文章から伝わっていきます

少しの誇張は問題ありませんが、「大袈裟になりすぎていないのか」しっかりと確認しておきましょう。

正直に、真摯に嘘をつくのです。

単語や文法は完璧に

意外にも重要なのは、内容だけではありません。

単語や文法などの書く当たり前の技術です。

ほとんどないのが当然なのですが、逆に一つでも謝った文章には目がつきます。

なので、文章の全体をしっかりと読み直して上げることが不可欠ですよ。

論理的な構成を意識して

真摯にノートを取る女性

文章力に通じますが、論理性も大切です。

書きたいことを書こうとすると、文章のフローに違和感が生まれることがあります。

どの順番で、どのように書いていくのか、そんな構成力もが重要なのです。

読みやすさに気をつけて、書いていきましょう。

別の人に読んでもらおう

他の人の意見はとても役に立ちます。

単語や文法、構成などのポイントも指摘してもらえますね。

さらに、活動の関係者(他の部員や顧問の先生)に読んでもらうことで、あなたが覚えてなかった具体例が思いつくこともありますよ。

人に、特に友人に読んでもらうには、私自身も抵抗があります。

ですが、その人なりの読み方をしてくれるので、絶対に損はしないはずですよ。

文字数いっぱいを書いていく

アピールの文章を書く上で、文字制限がある場合があります。

そんな時は、できる限りいっぱいまでしきつめてあげましょう。

それだけでも印象や気合の入り具合の違いが一目瞭然です。

ただ、これはダラダラ書くのではありません。

簡潔に、だけども、しっかりと書くことが求められています。

もし書くような課外活動がないのなら?

映画をゆっくり視聴する男性

帰宅部にもなると、「課外活動として書けることがなにもない」そんな高校生もたくさんいます。

そんなあなたは、趣味を課外活動にすることは、考えてみましたか?

基本的にどんな趣味でも、アピールできる課外活動にすることは可能ですよ。

たとえば、映画やアニメ鑑賞が趣味なら、それらの感想・レビューをまとめてあげましょう。

こんなスキルアップが測れるかもしれません。

  • 文章にして伝える力
  • 作品に対する共感能力
  • 展開の先をイメージする創造力

他にも、

  • 家事
  • ゲーム
  • シッピング
  • YouTube視聴
  • プログラミング

それぞれがどうやってあなたの能力を引き出しているのか、ぜひ考えてみてください。

これらは書き方次第で、十分にアピールになる課外活動になりますよ。

ただ、より大学への推薦入試を考えるのなら、おすすめの活動はまた別にあります、

もし受験に有利な課外活動に興味があるのなら、次の記事はチェック必須ですよ。

【まとめ】課外活動は受験のためではない?

一緒にランニングをする男性たち

このように、この記事では、課外活動のアピール文の書き方をご紹介しました。

さまざまな書き方や書く内容、ポイントがありましたよね?

課外活動は大学入試のために書く必要があるかもしれません。

ですが、それが本来の目的ではありませんよね?

本当に重要なのは、あなたが真剣に活動をして、それを楽しんでいたことです。

だからこそ、今まで楽しんできた活動を、アピールのために書く技術が伝わったのなら、嬉しいです。

そして、ささっと書けたら、また楽しみましょう。

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