留学に興味がある高校生「やっぱり高校で留学するなんて無謀なのかな。高校で留学するメリット・デメリットをしっかりと理解しておきたいです」
そんな悩みにお答えします。
- 高校生で海外へ留学するべき理由
- 高校生で海外へ留学するデメリット
わたし自身も高校留学を経て、海外の大学に在学している身です。
なので、留学エージェントのセールスなどと違い、あなたに寄り添ったメリットとデメリットを提示できるかと思います。
それでは見ていきましょう。
【一人で海外へ】高校留学のメリット
まずは、高校生で海外留学をするべき理由から見ていきます。
下記が高校留学のメリットです。
- 海外大学への進学に有利
- 海外の教育を受けられる
- いち早く独り立ちできる
順番に説明します。
海外大学への進学に有利
もし海外の大学への進学を考えているのなら、高校留学は大きなアドバンテージになります。
なぜなら、日本の高校に通いながら、海外大学の受験の準備をするのがとても困難だからです。
- 別試験のための勉強が必要
- 海外での生活に慣れられる
- 海外大学への受験に適した環境
別試験のための勉強が必要
まず、受験勉強の準備が難しいでしょう。
世界の大学でも受け入れられる国際バカロレアやA-Level、SAT や AP などは、日本の高校には馴染みがありませんよね。
なので、海外進学を目指すとなると、それらの試験をほぼ独学することが求められます。
独学だけでも荷が重いのに、日本の高校の勉強もあるとなると、大変なのは目に見えてわかりますね。
その点、高校留学ができれば、その試験をベースに授業が進んでいくので、より集中して勉強することができるのです。
海外での生活に慣れられる
次に、大学に進学する前に、海外での生活に慣れられることは、ある種の準備にもなります。
というのも、大学生にもなると、高校生の時のように、「自分にこの国は合わなかった」と見限ることが難しいのです。
高校での編入に比べて、大学での編入の方が難易度が高いことが理解できれば、この意味がわかるでしょう。
海外大学への受験に適した環境
最後に、海外の高校は、日本の高校に比べても、海外進学に適した環境と言えます。
なぜなら、日本の現状は、日本屈指の高校から一年に2,3人海外に進学する程度だからです。
なので、サポートが少ないために、あなたが学生としてしなければいけないことが多くあります。
しかし、海外の高校にもなれば、日本と比べれば、かなり海外志向が強い学生が多いのです。
よって、その分、試験に限らず、海外進学の準備を考えると、海外の高校がよりよい環境であると言えるでしょう。
このように、海外大学への進学を目指すのなら、ぜひ高校留学も考えてみることをおすすめします。
海外の大学に進学するメリットとデメリットは、次の記事で紹介しているので、ぜひ読んでみてください。
海外の教育を受けられる
教育においても、海外の高校は日本の高校に比べて秀でている点が多いです。
まずは、海外の高校では、記憶させようとするのではなく、筋道を理解させようとする授業が多くあります。
日本の高校でも、センター試験廃止などと、少しずつ記憶力勝負の試験方式を変えていますが、海外はその先を行っているのです。
なので、ただの記憶力ではない、自分の思考力を伸ばしたいのなら、海外の高校が現時点では優れているでしょう。
他にも、ICT教育の導入は、海外の方が先行しています。
授業でもレポート作成やプレゼンの作成が日常的に行われる、そんな学びが海外では行われているのです。
よって、日本の高校の変化は遅すぎると思っているのなら、ぜひ海外へ足を踏み出してみるといいかもしれません。
いち早く独り立ちできる
最後に、高校留学は「早く独り立ちしたい!」という方にとっては、大きなメリットです。
高校生なので、もちろん一人暮らしは難しいかもしれませんが、海外の寮生活やホームステイを味わうことができます。
もちろん資金面では独立しているとは言えませんが、周りに家族がいない暮らしを早く経験できるのは大きいですね。
そこで、友人の大切さも家族の大切さもより強く実感できるでしょう。
わたし自身も、久しぶりに家族に会えた時の喜びは、言葉では表せませんでした。
そんなプチ独立を高校生で経験しておくことで、大人への道を一歩踏み出してみることができるんです。
このように、高校進学のメリットは、主に大学進学や教育に偏ってはいますが、海外の良さをいち早く学べるのは大切な経験になりますよ。
なので、もし高校留学を説得させたいのなら、「こんな良いことがあるのだ」と熱弁してみてくださいね。
高校留学のデメリット
続いては、高校生で海外留学をする前の注意事項をみてみましょう。
下記が高校留学のデメリットです。
- お金がかかる
- 早めの判断が必要
- 独り立ちしなければならない
順番に説明します。
お金がかかる
ほとんどの高校進学は大金がかかります。
インター校にもなると一年間に100万円から200万円、またはそれ以上なんてことも。
現地校でも、国によってですが、同等か少し安めかぐらいです。
なので、もし海外の大学への進学も考えているのなら、さらに難しくなってきますね。
ただ、どうにか金銭面を切り抜けたいのなら、海外の進学校の奨学金制度を利用しましょう。
つまり、日本で言うならば、私立高校の特待生枠ということです。
もうこの響きからわかるかもしれませんが、簡単ではありません。
入学試験で審査する学校もあれば、何かしらで実績が必要な学校もあります。
ですが、もし海外大学への進学率を上げたいような学校なら、上手く入れるかもしれませんよ。
実際、わたしのいた高校も、今では廃止はしてしまったものの、特待生枠で多くの生徒が在籍していました。
ですので、もし真剣に高校進学を考えているのなら、道は存在することを覚えておいてください。
あとは、あなたのやる気次第です。
早めの判断が必要
高校留学でネックになってくるのが、そのタイミングです。
多くの場合は、高校 1年での入学がおすすめされます。
なぜなら、高校 2年以降になると、受験用のカルキュラムが進行中であるため、学年を一つ落とす必要がある、または入学が断られる可能性が高いからです。
ですので、もし高校留学を考えているのなら、遅くても中学 3年後期には決断していかければいけません。
これは、高校生にはかなり厳しいですよね。
しかし、もっと厳しいことを言うと、リサーチを含め、もっと早め早めから考えておく必要がありますよ。
このスピード感がやはり高校留学のデメリットになるでしょう。
独り立ちしなければならない
メリットとして「いち早く独り立ちできる」と挙げましたが、それはデメリットにもなりえます。
なぜなら、ただでさえ大学そして就職と親元を離れていくのに、家族でいる時間がさらに短くなるからです。
なので、特に親の立場からしてみると寂しいの一言ですよね。
また、家族に何かあったとしても、すぐに駆け付けられるわけではありません。
ですので、高校生で独り立ちするということを、両面からみてあげる必要がありそうですね。
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まとめ:高校留学は先を考えて動く
このように、高校留学のメリットとデメリットを紹介してきました。
これからの成長という観点では、明らかにメリットが秀でていますね。
実際、わたしも本当に良い経験・教育だったと思っています。
ただ、親の立場から見たデメリットは目立ってきそうです。
事実、お金に関しては、子供が簡単にどうにかできる問題でもありませんからね
あなたは、これを踏まえて、何を考えますか?
デメリットでも紹介しましたが、高校留学を考えるのなら「早め早めに」がとても重要です。
なので、ぜひ高校留学を考えているのなら、先を見据えて動くことを心がけてください。
この記事が役に立ったのなら、嬉しいです。
もしインター校のメリット・デメリットを詳しく知りたいのなら、つぎの記事を読んでみると良いですよ。
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