リンクトイン初心者
「なぜリンクトインが日本にはあまり普及していないのか気になります」
そんな質問に答えていきます。
まず、リンクトイン(LinkedIn®︎)を聞いたこともないかもしれないですね。
『リンクトイン』とは、ビジネスに特化したSNS。
人と知り合って、連絡をとって、興味のあることをシェアして、そんなSNSの当たり前を『リンクトイン』はビジネスにつなげてくれます。
世界では、なかなかに盛り上がりのあるのですが、日本ではあまり浸透していない印象です。
- 『リンクトイン』が日本で普及しないわけ
- 『リンクトイン』のここが凄い
それでは見ていきましょう。
『リンクトイン』が日本で普及しないわけ
『リンクトイン(LinkedIn)』があまり日本人に普及していないのには、3つの理由があります。
- 雇用の流動性が低い
- 日本特有の名刺交換の文化
- ビジネスSNSは『Facebook』が代用
順番に説明していきます。
雇用の流動性が低い
日本では雇用の流動性が低いため、ビジネスSNS『リンクトイン』の活躍が期待されてません。
雇用の流動性が低いというのは、意欲のある転職がすくないことを指します。
10年後20年後を想像したとき、今の会社で働いていると漠然に考えている方も多いはずです。
たいして、アメリカやシンガポールなど、海外では雇用の流動性が高い国がたくさんあります。
- もっとレベルの高い企業に就職したい
- いつかは起業したい
こんな意識を持って、自身のスキルアップを含めて働いているのです。
『リンクトイン』は実績をつんで、転職につなげていくことに本領を発揮します。
だからこそ、そんな転職の文化が薄い日本では、まだまだ浸透に時間がかかりそうです。
日本特有の名刺交換の文化
日本の名刺文化が、ビジネスSNS『リンクトイン』の活躍の場を減らしています。
ビジネスでの名刺は、初めて会った際に、しっかりとした所作で受け渡しをする一種の儀式ですよね。
しかし、結局名刺が増えていくにつれて、ごちゃごちゃになってしまった経験はありませんか?
その点、『リンクトイン』なら、オンライン上でフォローしあえれば、ほとんど名刺です。
ですが、名刺が『リンクトイン』に代行されるのかと言われると違いますよね。
最近増えているデジタル名刺がその象徴です。
たしかに、デジタルへの一歩は進んだものの、名刺の形をしたままなのです。
やっぱり名刺が好きなんでしょうかね?
ビジネスSNSは『Facebook』が代用
日本のビジネスSNSとして『フェイスブック(Facebook)』が使われているため、『リンクトイン』の必要性がさらに低くなっています。
最近では使っている人も見なくなりましたが、まだ『フェイスブック』と思っている世代の方も多いようです。
なので、『フェイスブック』では、興味のあることをシェアすることに使っている人がいることになります。
すると、リンクトインの立場が危うくなります。
というのも、リンクトインの主な役割は、
- 転職
- 名刺
- シェア・情報収集
- メッセージ
の四つです。
しかし、日本人は転職はいらず、デジタル名刺もあり、『フェイスブック』でシェアできる。
メッセージに関しては、メールや『ライン(LINE)』を使っています。
すると、日本人にとって、このビジネスSNSの活躍の場がほとんどないのです。
このように、日本のビジネス文化や現在あるサービスの結果、日本での『リンクトイン』の普及が難しいかもしれませんね。
『リンクトイン』のここが凄い!
今はまだ難しいですが、これから『リンクトイン(LinkedIn)』が日本で普及するチャンスは十分にあります。
そんな可能性を秘める『リンクトイン』のスゴさを二つ解説します。
- 総合的なビジネスSNSである
- これからの転職時代にぴったり
総合的なビジネスSNSである
『リンクトイン』では、ビジネスに必要なさまざまな機能がアプリひとつで使えます。
現状では、名刺ならデジタル名刺、メッセージならメールなどと、役割ごとにサービスを変えています。
ただ、これは効率が悪いとは思いませんか?
もちろん、ハイテクについていけない世代からすると、今のシステムがわかりやすいです。
しかし、時代がこれからわかっていくことを考えると、『リンクトイン』が求められてくることも考えられますよ。
これからの転職時代にぴったり
日本での転職の必要性が増すにつれ、『リンクトイン』の普及も広がることが考えられます。
終身雇用崩壊の時代に、追い風を吹くように、新型コロナの感染が広がりました。
ここで明らかになったのが、必要性がひくい社員の存在です。
すると、転職に迫られる人も増えていくでしょう。
そこで、今までの経験をムダにしないで、転職つなげることができる『リンクトイン』に可能性が出てきますよ。
くわしい『リンクトイン』の機能やビジネスへの活用方法は、つぎの記事で説明しています。
まとめ:『リンクトイン』に先をみるのか……
このように、『リンクトイン(LinkedIn)』が日本で普及しない理由をご紹介してきました。
理由だけでなく、『リンクトイン』がどんなビジネスSNSなのかもわかったかと思います。
わたし自身も使っていますが、転職だけでなく、大学生の就活にも、日々のビジネスニュース閲覧にも便利です。
これから伸びていくかもしれない『リンクトイン』に未来をみるのなら、初めてみてはいかがですか?
もし『リンクトイン』のスゴさが詰まった統計データに興味があれば、公式ファイル(英語)をチェックしてみてください。
あなたも『リンクトイン』がはじめたくて、ウズウズしてきますよ。
ただ、『リンクトイン』を始めてだれもがぶつかる壁があります。
それがプロフィール作成。
どうやっていけば良いのかがイマイチわからないと、『リンクトイン』を最大限生かしきれません。
もし人を惹きつけられるプロフィールの基本が知りたいのなら、つぎの記事はチェック必須です。
この記事が役に立ったのなら嬉しいです。
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